これがスノーピークおち仁淀川キャンプフィールドの全景だ!

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高知県の越知町にオープンした「スノーピークおち仁淀川」でキャンプしてきた。

ごらんのとおり生憎の天候。

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晴れていれば星なぞ瞬いて愉快なのだけれど、雨のキャンプもまたオツなものと今回はポジティブシンキン’での強行キャンピン’である。

スタイリングも雨仕様で。

帽子はお遍路でも使用したKAVUのチルバハット、上着はWALLSのウォータープルーフジャケット、爪先の黄色がコムデギャルソンチックなホームセンターのゴム長。

人間ポジティブでさえいれば森羅万象が味方である。

ほれ、キャンプ場に到着するや雨は小康状態に。

電光石火でタープを設営、ひとまず雨露をしのぐ屋根をこしらえた。

ちなみに、左奥に写るスノーピーク謹製のドームテントはお店の展示物であって、ボクのではない。

タープというのはじつに機能的、かつ味わい深いギアだと思う。

スポーツデポのセールで3400円ほどで買った安物だが、シンプルな構造でもってこの悪条件下にリビングを現出させるのだから。

さて、始まりはいつも雨、んじゃなくて始まりはサッポロ・ブラックレーベルで。

社会不適合なくせに自身に満ちてて、洒落者で傾奇者で、女にモテてノットオルタナティブな大人は皆これを呑んでる。

尾根と尾根の隙間から噴き出す山のガス、刻一刻と表情を変える風景。

仁淀川沿いにキャンプ場は数あれど、この高い視点から優雅に仁淀川を見下ろすキャンプ場はここだけである。

水はけに難があるものの、土は緩んでおらずペグ打ちはしっかりと手応えがある。

しかしさすがにここにテントは張れないので、今夜の寝床はクルマ&シュラフにします。

晩メシはBBQ。

越知町の松田精肉店で求めたカルビと赤身。

お肉は300gしか買わなかったのでチルドのピザも焼く。

全体に火が通ったらトッピングのチーズはトーチで炙るスタイル。

このキャンプ場には常夜灯がない。

暮れれば闇、というのはスノーピークさんのこだわりなのかも知れない。

とまれ、今宵はボクらの貸切り。

雨足強まれど、ほぼ無風状態の中のんびりとキャンプを楽しみました。

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雨は未明に止んでたみたい。

6時前に起床し場内を散歩する。

まだ角度のある日差しは、谷まで届き切らず山肌に陰影のコントラストをつくる。

耳を楽しませる野鳥のサラウンド。

ビバラビーダ、朝の風景である。

さて、「スノーピークおち仁淀川」キャンプ場の全景を紹介していこう。

まずは場内中央、中の島に位置するAサイト。

芝生にクルマ乗り入れ可の区画サイトだが、このときまだ区画割りはされていなかった。

シンボルツリーが中央に鎮座する。

県道に面したBサイト。

ここも芝生にクルマ乗り入れ可のオートサイトで、区画はかなりゆったりとスペースを取ってある。

ビッグテント+タープ+クルマ駐車でも充分のスペースなのでご安心を。

Cサイトは唯一のフリーサイト。

仁淀川に面していて、今回ボクらが陣取ったのはここ。

クルマの乗り入れはできないけど、サイトのすぐ隣が駐車場なので不便はない。

ちなみにこのキャンプ場は全サイト一律、8名までで4320円である。

仁淀川に面したDサイト。

区画によってサイズの大小がまちまちなので、ビッグテントを張る方は事前に申し出たほうがいいかも。

ゴルフ場のように緩やかに傾斜してるのもDサイトの特徴。

いずれにせよ、どのサイトも開放感はハンパなく、どのサイトからの風景も絵になるので予約時に神経質にならずともよいかも。

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そして、隈研吾氏デザインによるモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」。

仁淀川べりに巡らされたボードウォークテラスに10基設置されている。

これ、シェルターのような造りになっていて面白い。

全体を覆う木版は厚さ10cm近くあり、開いている箇所は全てぴったり閉じることもできる。

畳のようにタテヨコの組み合わせで方形に収まる和なデザインもカッコいい。

仁淀川に面した南側の窓にはスノーピーク謹製のタープが常設。

河原から見た住箱群。

室内インテリアも全てスノーピーク謹製のキャンプギアで統一。

ボクはどちらかといえばアンチスノーピーク派だけど、照明に使われているこの「ほおずき」というLEDランタンは名作だと思っている。

円形に照らし出すのがとても粋で、タープの天井に吊るすとサイトが締まって見える。

最近は種類も豊富にラインナップされてるようで、家のインテリアにも導入してみたい。

キャンプ場を示す立て看板がないので、初めて来るときは入り口が少々わかり辛い。

これは風景への配慮だろう。

越知町側から来る際は、ここを右折されたし。

こちらが正面玄関。

スノーピークのショップやキャンプ、ラフティングの受付け棟が並ぶ。

トイレはショップ側とキャンプ場側の2箇所あり。

こちらはショップ側のトイレ。

シャワーやロッカールームも完備。

キャンプ場にあるサニタリー棟。

中央に炊事場。

トイレはこの左右に男女振り分けてある。

全ての水道でお湯が出る。

寒い時期はありがたいですな。

充電コーナーもあったり、アメニティはさすが高額高規格キャンプ場である。

越知町を抜ける国道33号をそれ、県道18号に入り、トンネルを2つくぐればそこは仙人境である。

んなところに四国初のスノーピーク直営店が出現したというのがアツい。

コンビニどころか商店のひとつもない場所なんだから。

ラフティングのオールとペグをクロスさせたデザインのTシャツはここの限定。

コップも同じく。

先に述べたように、通常管理されたキャンプ場にあるはずの常夜灯が無いだったり、ロードサイドに看板を出さなかったりというのは、この土地に違和感なく溶け込もうとするスノーピークのこだわりであろう。

実際に訪れてみると、これみよがしな意匠もなく、仙人境とこのオシャレショップがシームレスに共存しているのがわかる。

他にもきっと随所にそうしたこだわりを仕込んでいるはずである。

ちなみに元々あったすぐお隣の日ノ瀬キャンプ場は、スノーピークの管轄外なのでこれまで通り河原での無料キャンプOKである。

高額だけど、どこを切り取っても風光明媚で、夏は川遊びとの連携もある魅力的なキャンプ場である。

動画も撮ったのでバケーションのご参考に。

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