タープを新調した。
長年愛用してきた安価なナイロンタープでは遮光性が低く、日陰にいてもジリジリしちゃうのでポリコットン製で手頃なのをずっと探してた。
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形はヘキサでややシェイプされたタイプ、色はコヨーテという濃いめのベージュ。
サイズは前のナイロンのやつよりひとまわりデカい460cm×435cm。
これVISIONPEAKS(ビジョンピークス)といって、スポーツ用品ヒマラヤのプライベートブランドなんだが、どうにも某有名アウトドアメーカーをチラつかせる名前である。
某メーカーってもちろんスノーピーク。
キャッチコピーはご存じ「人生に、野遊びを。」
一方、ビジョンピークスは「すべての人にOUTDOOR LIFEを。」
Umm…寄せてる。
文尾に「。」までつける寄せっぷり。
スノーピークに比べ、ビジョンピークスは庶民的な価格設定である。
アンタとこはブルジョワの野遊びでっしゃろ?
ウチとこはリーズナブルやさかいすべての人にOUTDOOR LIFEをお届けできまっせ!
、の意なのだとしたら完全に刃向けてる。
いいぞVP!
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2018年のレビューブログを見ると幕にブランドロゴが入ってたようだが、ウチに届いたやつには無かった。
もともと隅っこに小さく控えめなロゴだったから許容範囲だったけど、無地ならそれに越したことはない。
ブランドロゴを消すという思い切ったマイナーチェンジをカマすあたり、今っぽいヤングな感覚の人が携わってる感がある。
ブームも熟成しつつありキャンプにもファスト化の波がきてる。
ファストファッションとかのファストね。
ファストファッションは基本的に匿名的なスタンスである。
ユニクロもブランドロゴを前面に押し出したりしないですよね。
ビジョンピークスがロゴを排除したのはブランドコンセプトを明確にしたということだろう。
そしてその立ち位置から巨人に刃を向ける。
実にパンクじゃないかね。
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ヤングが携わってるというのは実際そうかも知れなくて、ことごとく流行をおさえたラインナップだ。
かゆいところに手が届きまくってる。
ボクがお気に入り登録してるやつは以下。
高さ30cmのハイコットが9990円。
大の大人をダメにするリクライニングチェア、3990円
芝生でスパイスカレーやりたいスパイスボックス、1990円
ティッシュケース、999円
卵6個ケース、399円
ヘビーデューティそうなトートバッグ、1990円
値は張るけど欲しい2ポールシェルター、48510円
今回買ったタープは16900円、ポリコットンで日陰も濃い。
見ての通りほとんどのアイテムがオリーブかコヨーテの2色展開。
卵ケースまでコヨーテである。
軍モノテイストは無難にオシャレだし、誰しも無骨なアウトドアズマンに見せるムードがある。
いいんじゃないでしょうかビジョンピークス、美女ピ。