今回のテーマは、ご無沙汰している須崎市のビンテージメシ屋「谷岡食堂」が現役かどうかの確認である。
知らん道ではないけど、横浪スカイラインはいっぺんチャリで走ってみたかった。
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いつもどおりスタート/ゴールは大衆酒場Day&Sea。
春野を抜けて、、、
仁淀川に出る。
この季節、仁淀川河口に現れる異様なテント村。
実はこれシラスウナギ漁のベースキャンプである。
夜に灯りを使って行う漁の光景は幻想的らしい。
白線の上ってタイヤの抵抗少なくて走りやすいですよね。
チャリダーあるある。
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これが横浪スカイラインの絶景。
こんなんが10km以上も続く。
横浪スカイラインは横浪半島の尾根に沿って東西に走る一般県道である。
面白いのは半島なのに海に突き出ておらず、ペタンと折り畳まれた形になっているところ。
半島の南側は太平洋に面しリアス式の断崖。
北側は浦ノ内湾だが半島が折り畳まれているため、湾口がおちょぼ口なのに対して奥行きが10kmほどもある特異な地形をしており「横浪三里」と呼ばれている。
湾口がおちょぼ口な上に、付近は土砂の堆積により水深が浅いため、限りなく外洋から隔絶されている。
このような地形を「閉鎖性海域」というらしい。
おかげで海面はいつも湖のように穏やか、シーカヤックやSUPをやるのに調子いい。
尾根伝いだから細かいアップダウンが続く。
ちょっと上ってはちょっと下る、その繰り返し。
ここは10年前に遍路でも歩いてる。
色々と思い出しながらペダルを踏む。
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横浪スカイラインにはコンビニなどはなく、自販機は何カ所かある程度。
唯一、帷子崎の展望所にいい感じの軽食処がある。
ついつい焼きそばなぞ所望したくなる。
非常に細尾根だから、ときどきこうして浦ノ内湾も見える。
ここ遍路でも立ち寄った自販機コーナーだ。
同じように冷たいコーヒー牛乳を飲んで休んだ。
どうでもいいようなことがなぜか記憶に刻まれてる。
あの日もドピーカンだった。
さて、谷岡食堂は現役で、無事美味い中華そば食って帰路についた。
帰宅後ナビタイムで計測したら距離93km、獲得標高(上りの累計)820mだった。
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ゴール後、ケツは痛むがスタミナはまだ余力があり、このまま安芸市まで行ったろかいつうほどに猛っていた。
ランナーズハイ的なこととはいえ、30代の頃と比べても衰えを感じないのは喜ばしいことである。
アッチのほうでもうひと花咲かせようか。