チャリ初め。
2021年もガストノッチな気分で行こう。
今回のテーマは旧鏡村の奥地にある「焼野森林公園」とその周辺をループ状に繋ぐ「林道岩ヤガサコ線」の探訪である。
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地図のD地点、宗安寺から鏡川右岸の県道273号線を北上。
いい感じにいなたい道。
上の方に道が見える。
これからあそこまで行くのか思うとワクつく。
勾配はユルく、ペダルは軽快。
路面状態もよく快走路である。
10分に1回は絶景だし、この道ほんとサイクリングにオススメです。
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旧鏡村は現在高知市に編入されており、各地区名の頭に「鏡」を冠することでその名を残している。
鏡去坂という地区で上りはピークに達し、下りに転じた。
ちなみに読みは「かがみさるさか」、美しい地名である。
山あいにぽつねんと置かれた自販機。
ここでドキュメント72時間やってみてはどうか。
盛り上がりには欠けるだろうけど、深夜に缶コーヒー買いにくるジイちゃんがいたりとか。
坂を下り切ったE地点。
鏡川の支流、的渕川にある畑川水泳場。
なんかややこしいな。
高知の山あいでおなじみ横穴式貯蔵庫。
入り口をフタするのはクレープハウスの看板という変化球。
廃品利用か、それともマジにここでクレープ屋を営んでたのか。
ピエロのイラストが秀逸。
岩がでっかい。
上流に来たって感じでワクつく。
分岐を左へ。
F地点。
本日のメーンエベント、周回ルートの入り口である。
ここを左折し、グルッとひと回りすると右から戻ってくる。
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息をのむほど美しい里山の風景。
里山って原生林のカスタマイズである。
でもなぜにこのような奥地を?
この谷筋には「平家の滝」という滝があるから、平家落人の隠れ里だったのかも知れない。
にわかに勾配がキツくなった。
帰りはオール下りだからと己に言い聞かせペダルを踏みしめる。
焼野森林公園に到達。
その名の通り一帯の森林全体が公園であり、人の手が入ってるのはこの広場のみ。
焼野森林公園は山歩きを楽しむための起点、兼駐車場という位置付けのようだ。
焼野森林公園から少し下り戻ってこちらの分岐へ。
ここが「林道岩ヤガサコ線」の入り口である。
本日の最高点、標高770mを通過。
帰りはI地点、鏡ダムまでほんとに一気下りでメチャメチャ楽なんだけど、臓腑から指先まで冷え切った。
自販機のコーンスープが染みる。
途中で見つけた「柿ノ又猪等処理加工所」。
ジビエの直売もやっており非常に興味深い。
野生だから当然いつもあるわけではないし、供給量も多くはないだろうから地産地消なんでしょうね。