シリーズ「知らん道をゆく」第5回!宗安寺〜鏡去坂〜焼野森林公園!

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チャリ初め。

2021年もガストノッチな気分で行こう。

今回のテーマは旧鏡村の奥地にある「焼野森林公園」とその周辺をループ状に繋ぐ「林道岩ヤガサコ線」の探訪である。

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地図のD地点、宗安寺から鏡川右岸の県道273号線を北上。

いい感じにいなたい道。

上の方に道が見える。

これからあそこまで行くのか思うとワクつく。

勾配はユルく、ペダルは軽快。

路面状態もよく快走路である。

10分に1回は絶景だし、この道ほんとサイクリングにオススメです。

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旧鏡村は現在高知市に編入されており、各地区名の頭に「鏡」を冠することでその名を残している。

鏡去坂という地区で上りはピークに達し、下りに転じた。

ちなみに読みは「かがみさるさか」、美しい地名である。

山あいにぽつねんと置かれた自販機。

ここでドキュメント72時間やってみてはどうか。

盛り上がりには欠けるだろうけど、深夜に缶コーヒー買いにくるジイちゃんがいたりとか。

坂を下り切ったE地点。

鏡川の支流、的渕川にある畑川水泳場。

なんかややこしいな。

高知の山あいでおなじみ横穴式貯蔵庫。

入り口をフタするのはクレープハウスの看板という変化球。

廃品利用か、それともマジにここでクレープ屋を営んでたのか。

ピエロのイラストが秀逸。

岩がでっかい。

上流に来たって感じでワクつく。

分岐を左へ。

F地点。

本日のメーンエベント、周回ルートの入り口である。

ここを左折し、グルッとひと回りすると右から戻ってくる。

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息をのむほど美しい里山の風景。

里山って原生林のカスタマイズである。

でもなぜにこのような奥地を?

この谷筋には「平家の滝」という滝があるから、平家落人の隠れ里だったのかも知れない。

にわかに勾配がキツくなった。

帰りはオール下りだからと己に言い聞かせペダルを踏みしめる。

焼野森林公園に到達。

その名の通り一帯の森林全体が公園であり、人の手が入ってるのはこの広場のみ。

焼野森林公園は山歩きを楽しむための起点、兼駐車場という位置付けのようだ。

焼野森林公園から少し下り戻ってこちらの分岐へ。

ここが「林道岩ヤガサコ線」の入り口である。

本日の最高点、標高770mを通過。

帰りはI地点、鏡ダムまでほんとに一気下りでメチャメチャ楽なんだけど、臓腑から指先まで冷え切った。

自販機のコーンスープが染みる。

途中で見つけた「柿ノ又猪等処理加工所」。

ジビエの直売もやっており非常に興味深い。

野生だから当然いつもあるわけではないし、供給量も多くはないだろうから地産地消なんでしょうね。

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