シリーズ「知らん道をゆく」第15回!夜須〜羽尾峠〜アンパンマンレスキュー!

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※ルート詳細はナビタイムへ↓

香美市、香南市、芸西村あたりの山間部にはまだかなり知らん道が多い。

複雑に分岐した毛細血管のような山道を、いずれは地図を見ずに自在に走れるようになりたい。

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これはセブンイレブンのチンするかき揚げそば。

朝メシにこれとおにぎり一個食うと、長時間ライドでもスタミナ長持ちします。

このタイプはコンビニ各社出してるけどセブンイレブンがいっちゃんうまいね。

あえて難をいうなら丼に細かい段がいくつもついてること。

段の溝に汁がたまるので、丼をこれだけ傾けたらこれくらいの量が口に入ってくるという経験則が役にたたず汁を飲みづらいのだ。

下田川を西走。

最近チャリ用の手袋とインナーパンツを買った。GELパッドが入ってて負担が軽減されて調子がいい。

楽天にて爆安でした。

高知龍馬空港の南を回って物部川を渡り、海岸線を赤岡から夜須へ。

夜須から県道51号を北上して山へ向かう。

ここまでは去年「末清細川隧道」へ行ったときと同じルート。

※関連記事

シリーズ「知らん道をゆく」第3回!夜須〜末清細川隧道〜大栃! | ガタリ夜話

今回は県道222号の分岐を折れずに、そのまま県道51号を進む。

終始勾配のゆるい快走登坂である。

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もうすぐ海が見えるとな。

ほんまやー。

難もなく羽尾峠に到達。

峠を越えれば下るのが定説だが、この道は下らない。

アップダウンせず平坦な道が続いている。

これどういうことかというと、羽尾峠を越えてすぐに道が尾根を回り込んでいるのだ。

そしてそのまま山腹を巻くように、等高線に沿って道が付けられているからアップもダウンもしないのである。

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地形図で見るとよくわかる。

矢印をつけた南北の道がそれ。ずっと等高線に沿ってるのがわかるでしょ。

こうした山腹を巻く道を「ユリ道」と言ったと思うんだが記憶が古くて定かでない。

ご存じの方ご教授下さい。

面白いことに全くアップダウンしていないのに別の峠に出た。

これ登山用語の「トラバース」というやつで斜面を横移動して、効率よく山塊から別の山塊へ移動しているのである。

そしてこの峠もまた越えると山腹を巻く。尾根の反対側に出た格好だ。

先ほどまで右にあった谷が、峠を越えて左に変わったのがおわかりだろうか。

以前マウンテンバイクにハマったのはまだスマホのない時代。地形図を読みながら大阪北摂のトレイルを走り回っていたことがある。

その頃のクセで今でも山では地形を意識しながら走っている。

そうすれば不自然な道には疑問を持つはずでタヌキに化かされることもない。

話はちょい脱線する。今日走ったルートの西に赤野川という川がある。

川沿いにはたいてい道が付いている。

グーグルマップではスルーされているが、地形図には赤野川を遡行するような道がきちんと描かれている。

先ほどの羽尾峠あたりにある羽尾大釜荘への分岐点。

ここを進むと赤野川に繋がるのだが、地形図で見るとなかなかに美しいトラバース道(ユリ道?)になっており、近いうちに行ってみたいと思っている。

まあ興味のない人には全然面白くない話。長々と失礼。

さて、道は香美市側へと下る。

塩の道(県道30号)で野市方面へ抜けて帰ろうかと思っていたが突然の便意。

こんな山奥でクソッタレ、ピンチである。

香美市までは7kmほどの下りか。懸けてみよう。

下りきったところがアンパンマンミュージアムだった。

きれいなトイレもあった。

助かったよ。

ありがとうアンパンマン。

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