シリーズ「知らん道をゆく」第20回!JR高架下〜西又河野林道〜甫喜ヶ峰!

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※ルート詳細は地図をクリック

ガチ冬将軍到来する中、80kmほどの行程。

下りの冷えに備えてワークマンの電熱ベストを着込んで臨んだ今回の目的は、アンパンマンミュージアムからまっすぐ北へのびる舗装林道「西又河野線」を走ってみること。

途中にある心霊スポット「見返り橋」が恐いので、ゴクツブシ寺本氏と誘い合わせてのチャリ行である。

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まずはアンパンマンミュージアムを目指す。

国分川を遡上し、県道254号の旧道を進む。

お気に入りのスポット、峠とJR土讃線が立体交差する風景。

この高架下にもし屋台が出てたらと妄想すると楽しい。

人里離れた山中なんで怪しすぎまくりだけど、好奇心はバチバチスパークするよね。

恐る恐る燗酒もらっておでん3品やっつけて、大将がモノノケの類でないこともわかって心証もよくして、後日再訪してみたら屋台はなく信楽焼のタヌキが風に吹かれるばかり、みたいな。

アンパンマンミュージアム横にある道の駅美良布びらふでひと休みして「西又河野林道」へ入る。

デッカい岩がドカドカと転がってる。

新緑や紅葉の時期はさぞかし絶景だろう。

林道西又河野線の区間はこう。

途中に観光スポットどころか民家すらないし、A点→B点のショートカットどころかスーパー遠回りなので人っ子ひとりおるまいと勝手に思ってたがそうでもない。

路肩のわずかなスペースにこうして駐車しているグループを3組ほど見かけた。

河原を見下ろすと分厚いマットを持った方々が蠢いてた。大岩にトライするクライマーたちかな。

県外ナンバーもチラホラだったので、案外メッカなのかも知れない。

皆さん色んな場所に遊びを見出してる。

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バイブスのいい河原でメシタイム。

寺本氏は湯沸かしてカップメン。寒い日だからそれが正解。

ボクはおにぎり、ササミ、プロテインドリンクという意識高定食でキメ。

高知の山でよく見るこの石垣が気になる。道路沿いでなく林の中にあるやつ。それも決まって杉林だ。

何のためのものなのか、ご存じの方あれば是非ご教授下さい。

勾配が強くなり、道路が完全に凍っていた。風の通り道になってるのかここだけパッキパキである。

乗っかればチャリもろともズル滑りする。はたから見れば大人がふざけ合ってるように見えたろう。

埒があかず道端の枯れ草を踏み進む。

一難去って落石地帯。

道路に落石が散乱し、新しいのが次から次コロコロ転がってくる。恐い。

ゲームウォッチの要領でなんとか避けきり、安全圏から撮った1枚。

本日の最高標高850m付近では雪が残ってた。

クルマが踏み固めたラインは滑るので中央の新雪部分を走る。

めっちゃ面白いけど1人なら心折れてたはず。

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幾度かの上り返しを経て、なんとか峠に辿り着いた。

苦しかったし寒い。それなりに防寒対策はしているけど、足のつま先だけはどうしようもない。ジンジンと感覚がなくなってきた。

頭の中はもうメシのことばかり。

今夜は土佐山田の名店とんちゃんにカチ込む構え。

西又河野林道を走破して、国道32号へ出てゴールと思いきや、土佐山田への近道のため最後に甫喜ヶ峰を越えていくという酔狂。

とんちゃんで一番のお気に入りはこれ。豚耳カラシ煮。トロトロのホテホテのピリカラである。

お相手はレモンサワーで。

で、本日のお相手ゴクツブシ寺本氏はというと、先ごろYoutubeにのざらし飯店ゴクツブシを開設して遊びの幅を広げておられる。

Work Is Play,Play Is Work。

遊びと仕事の垣根が曖昧な生き方ってカッコいいね。

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