青線ルート右上の大衆酒場Day&Seaをスタート/ゴールとし、A点を起点に時計回りのコースとなる。
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今回のポイントは、、、
✔︎敬遠してた旧春野町を袈裟がけに横断し太平洋へ出てみる
✔︎浦ノ内湾北岸を須崎市まで
✔︎須崎の谷岡食堂の様子見ぃ
✔︎折り返して戸波浦トンネル上の旧道をパスハント、国道56号で帰路
、、、てな塩梅でよろしくどーぞ。
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旧春野町は歩道や路側帯が少なく、チャリは走りにくいという先入観があったんである。
が、フタ開けてみればなんのこたない、バッチリ歩道あるし景色はスコンと抜けた快走路だった。
ボクはよほどクルマ通りの少ない場所でない限り車道は走らない。
時速25kmで颯爽と駆け抜けるのもよいが、ググッととスクリューして時速15〜10km程度で舐めるように走るのが好きである。
近年敷かれた広々とした真新しい舗装路と古道とが交差する光景は旧春野町ならではの面白い光景である。
さて、青線ルートで言うとC点を南下する箇所。
種間越えトンネルの旧道で、ピークの切り通しが見事だった。
のちにBar&Kitchenシンのシンガイさんから聞いた話では心霊スポットらしい。
石切り場なんかもそうで、岩石を削る場所はそのように言われることが多い。
以前、神奈川県の鎌倉から逗子へ抜けるトンネルの上にある切り通しを訪れたことがある。
鎌倉時代の遺構だったか何かで、敵が一気に攻め込めないよう馬一頭ようやく通れるだけの幅に切った切り通しだった。
ここはガチ怪しくて霊感ゼロのボクですら、なんとも言えん嫌悪感にムズムズして早々に退散した思い出がある。
切り通しを下ったらちょうど仁淀川河口で太平洋に出た。
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浦ノ内湾、北岸の道を西走していると、、、
ちゅど〜ん!
船に家をのっけたリアル「ノアの方舟」だ。
津波がきたら家ごと脱出できる造り(理論上)。
ここまでで想定より時間を食った上、夕方からの予報は雨。
谷岡食堂の様子見ぃは次回にまわしてショートカットだ。
戸波浦(へわうら)トンネルの旧道を攻める。
E点から北上する箇所。
廃道同然の荒れっぷりだが、チャリで通れないほどじゃあない。
やたらとビールの空き缶が落ちてて、この上で角打ちでもやってんのかよと言いたい。
落石とのツーショットがキュート。
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ピークを越えて、須崎市から土佐市へ。
戸波浦トンネルの開通は2000年。
2000年代入ってれば最近と言ってしまいがちだけど、もう20年も前だ。
旧道から眼下に新道を望む。
これを下りきれば鷹ノ巣で国道56号線に出る。
おなじみの横穴である。
いまだ名称も正しい用途も知らないが、まあ農作物の貯蔵庫なんでしょう。
これは珍しい記念の文言を彫ったタイプ。
左上、”10月作”と読める。
製造年月やオーナー名を彫ったと思われるが、他はちょっと読めない。
山深くはない今回のコースだったが、それでも人の通らなくなった旧道は野生動物の気配が濃厚でスリリングだ。
こちらも牽制の意味で「ウォー、ウォッ」と叫ぶなどし、人間本来の獣的な感覚を研ぎ澄ましてみるのも一興である。