シリーズ「知らん道をゆく」第8回!裏正蓮寺〜七ツ淵〜円行寺!

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ルート詳細はナビタイムで!

日曜日はたいていカミさんが日曜市の手伝いに出てるので大衆酒場Day&Seaは15:00オープンになる。

日曜市を手伝わないボクはその間、チャリをこねくりまわすなど気ままである。

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チャリに乗るときは毎回テーマを設けてる。

今回はずばりフィットネス。

40超えてからマブに体重が落ちなくなった。

この4年で4〜5kgの増だ。

ダイエット宣言しては利息付きでリバウンドを繰り返した成れの果てである。

そろそろヤバいんで本気出しときたい。

今回はただ体重減を狙うのではなく、しっかり食べて筋肉を付けて体脂肪率を下げる方法。

せっかく運動しても食わないダイエット法だと筋肉量が減って代謝も落ちるらしい。

とりあえずガシガシ上りたかったので、通称「裏正蓮寺」ルートをいつもより負荷かけ気味で椎野峠の分岐まで上ってきた(地点B→E)。

15:00まではまだたっぷり時間がある。

七ツ淵(ななつぶち)集落を一周してみよう。

椎野峠から北山スカイラインを円行寺方面に少し上って、、、

この分岐を七ツ淵方面へ右折。

気持ちの良い下り道なんだが、今日はもっとガシガシ上りたい。

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今回はスルーしたけど、七ツ淵神社への道標がやたらと出てる。

境内にある七つの滝、すなわち七つの淵が由来であり、周辺の集落名にもなってる。

七ツ淵ってタケノコも有名みたい。

4月になれば朝採れ、即ゆでのタケノコが出回るらしいので食べてみたい。

宝刀様ってなに?

矢印の指し示す方向を見ますれば、宝刀様はどうやらこの細道の奥におわすらしい。

なにやらワクつく。

ビニールハウス裏手に鎮座するこの小祠が宝刀様である。

ちょっとした崖というロケーションが憎い。

商売繁盛に霊験あらたかと書いてあったので、よしなにお参りしておいた。

模造剣が奉納されてた。

「宝剣様」の由緒ってなんなんだろ。

ネットでは情報見つけられず。

ご存じの方あらばご教授下さい。

街中と同様、山間にも諸々興味を惹くものがあって侮れない。

カブト虫飼育場だって。

都会のキッズ向けにカブト虫を販売する業者がいるわけだから、この手の施設があるのは想像に難くないけど実物を見たのは初めて。

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下り切れば県道16号だがそれでは面白味に欠けるので、周回して上り返して椎野峠まで戻る。

風情のある鳥居に出くわし、足を止める。

七渕神社という。

先ほどの七ツ淵神社とは表記が違うし場所もぜんぜん違う。

紛らわしい名前だが別モノなのか。

さらに面妖なのは、七渕神社の鳥居のすぐ横に七ツ淵神社の道標が出ている。

これは匂うな

七ツ淵神社の家系で骨肉の争いがあり、別派が七渕神社を立ち上げたのではあるまいか。

そういえば道中、執拗に七ツ淵神社への道標が出ていたのはこちらが元祖という意思表示のようでもある。

興趣をそそり調べてみたら、この七渕神社の鳥居の横から続く脇道は七ツ淵神社への近道で、ハイキングコースになっているらしい。

つまり、七ツ淵、七渕、七ツ渕、七淵など、単純な表記ゆれである。

なんじゃそら、せめて神社名としては統一してよ。

家系だの骨肉の争いだの、穿った説を披露して恥かしいわ。

里山にも春のおとずれを感じるようになった。

椎野峠まで上り返して北山スカイラインを円行寺に抜けてFin.

県外の方向けに注釈を。

北山スカイラインとか言うてますが、クルマのCMに出てくるような快走路ではなく、こんな感じの山道です。

ボクも当初「えっ、スカイラインって」と思いました。

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