【高知川遊びマップ】川へ下りるポイントからトイレ・駐車場・メシ情報まで!

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※2021/7/31、【17】鏡川・桑尾地区を追加しました!

◼︎はじめに

高知の川は豊かである。

2021年公開の映画「竜とそばかすの姫」でもフィーチャーされた仁淀川、鏡川をはじめ、清流の代名詞である四万十川、険しい四国山地をけずって徳島へと流れる吉野川、さらに無数の支流たち……。

とりわけ仁淀川上流の青みがかったクリアリキッドは「仁淀ブルー」と呼ばれ、わりとマジに無加工で青かったりする。

市街地からクルマで1時間以内でサクッと遊べるポイントも多く、夏は観光客のみならずネイティブらも避暑に訪れる。

が、観光で訪れる方々にとって、クルマを停めて川へ降りられるポイントを見つけるのは簡単ではない。

川は「線」だが、そこへ取り付くポイントは「点」だからである。

河原へ降りなければ川遊びは始まらない。

2017年に大阪から高知へ移住したボクも、当初は「点」を見つけるのに苦労した。

ネイティブに教わったり、丹念に探索したりして「点」を増やしていったのである。

当時にこんな案内があればよかったのに、という思いから作った川遊びマップである。

活用して下さればうれしい。

◼︎注意書き(必ずお読み下さい)

高知の川では毎年死亡事故が起きてる。

それは観光客、ネイティブにかかわらずである。

慣れてるはずのネイティブでもふいに足をとられて浮いてこれなくなるのが川だ。

自然への畏怖を忘れるべからず。

流れのある場所はもちろん、流れが穏やかに見える淵でもライフジャケットは必須である。

さらにライフジャケットにホイッスルをぶらさげておくことをおすすめする。

ボクはそうしてる。

助けを求めても自然音に声がかき消されたら、絶望のなか流されていくしかない。

お子様連れの方は「目を離さない」ではなく「水に入るときは一緒に」を徹底されたし。

「目を離さない」は必ず魔の時間帯がある。

沈下橋から川へ飛び込むというエキゾチシズムは高知県も観光PRに利用してきた経緯があるのだけれども、実際にそれをやってみたら浮いてこなかったという例は後を絶たない。

橋桁のまわりは流れが早く複雑に渦巻いており、浮上できなくなることがあることを知ってほしい。

川遊びポイントおよびその周辺は、地元の方の生活の場であるということも肝に銘じてほしい。

直火、ゴミ放置、迷惑駐車、騒音など、自分の家の前でやられてイヤなことを他所でやっていいはずがない。

想像力の欠如は害である。

スマートに遊ぶ方が多いなか、一部そうした野暮な御仁がおられるのも事実。

聖者であれとは言わない、粋の心でもって豊かな高知の川をエンジョイしていただきたい。

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【1】大穴峡(鏡川)

高知市内からクルマで40分、県民憩いの川べり。

トイレあり、駐車場なし。

周辺に駐車可能なスペースあり。

生活道のため駐車は常識の範囲内で。

※詳細はこちら↓

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【2】波川公園(仁淀川)

「竜とそばかすの姫」にも登場する仁淀川下流の波川公園。

市街からクルマで30〜40分ほど。

駐車場も河川敷もめちゃくちゃ広く、キレイなトイレあり。

河原へ乗り入れ可。

とにかく便利で設備が整ってるので、ご家族連れにオススメ。

※詳細はこちら↓

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【3】黒瀬キャンプ場(仁淀川)

仁淀川の中流域にある黒瀬キャンプ場。

市街からクルマで小一時間ほど。

無料のキャンプ場なので出入り自由、トイレあり、駐車場あり、乗り入れ可。

ボクのイチオシのめっちゃ気持ちいいスポット。

※詳細はこちら↓

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【4】宮崎キャンプ場(仁淀川支流)

市街からクルマで1時間半ほど。

ちょっと遠いが行く価値のあるスポット。

駐車場あり、トイレあり、河原へ乗り入れ可。

淵で深いのでライフジャケットは必須。

※詳細はこちら↓

仁淀川上流の超絶ロケーション!どっぷり川水浴するなら「宮崎キャンプ場」! | ガタリ夜話

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【5】池川439交流館

有名な酷道439沿いにある「いけがわ439交流館」。

産直市とレストランがくっついた道の駅みたいな施設である。

ここに立ち寄ったらぜひとも建物の裏手にお回りいただきたい。

この絶景が控えてる。

家々が崖で身を寄せ合うその下を流れる清流。

川へ直通ドボンのすべり台を設置した家が1軒もないのが不思議なくらい。

とまれ、100年後に残したい山里の風景である。

川遊びで腹が減ったらレストラン「よさくらぶ」でメシにするもよし、

満腹になったら河畔のあずまやで読書と昼寝にふけるもよしである。

ちなみに酷道439、この辺りは片側1車線あるのでご安心を。

【6】にこ淵

高知川遊びスポットのスター選手「にこ淵」。

そんじょそこらに転がってないスペッシャルな光景はさすが。

淵というより泉のようである。

ここから谷へ下りていく。

階段があるのはまだマシで、このあと鎖だけを頼りに斜面を下りるシーンとかあります。

くれぐれも靴と服装にはご注意を。

にこ淵まで降りるとこんな感じで、のんびり座れるスペースはない。

家族分の弁当持って降りようとしてたお婆ちゃんがいたけど、気持ちわかるけど絶対無理ですね。

ここは地元の方にとって神聖な場所。

よそのお宅の掛け軸に泥を塗って帰るような真似だけは避けたい。

【7】中津渓谷

市内からクルマで1時間半ほどの中津渓谷。

渓谷沿いの遊歩道を散策できる。

ときどき足を川で冷やしながら進む。

それなりに距離があるので足をホールドするタイプのサンダルがオススメ。

岩が滑るのでビブラムソールならなおよい

グンと涼しくなってきたらそろそろ終点。

雨竜の滝である。

マイナスイオンがハンパない(知らんけど)。

そしてここでは仁淀ブルーに出会えます。

ちょい曇ってたけどそれでも青い。

ちなみに川ではいつもKEENのニューポートを履いてます。

岩場でのアクティブな動きにも対応するし、爪先がガードされてるので岩にぶつけて悶絶する心配もない。

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【8】汗見川・坂本地区

四万十川の支流、黒尊川も相当ヤバいらしいが、吉野川の支流、汗見川も高知を代表するスーパーリキッドである。

吉野川と合流する手前の橋付近がメジャーな川遊びスポットだが、ここはやはり少し上流の淵をめざしたい。

腰ぬかすほど美しい淵が連続するが、川まで下りられるポイントをなかなか見つけられない。

坂本地区にあるこのポイントは川までスロープも付いていて、待避所にクルマを止められる。

ただし地元の方の生活道であることを忘れず、長時間の駐車は遠慮したい。

当然トイレもない。

とにかく汗見川の透明度は尋常でない。

ここは水深2m以上ある淵だが、川底までスッケスケである。

流れも穏やかで水に潜ればプールと勘違いするほど。

橋の下が早瀬になってるので、ライフジャケットを着て川流れをするのも楽しい。

ここはまた訪れたいスポットである。

市内からは高速使って1時間ちょっと。

【9】鏡川源流憩いの広場

市内からクルマで30〜40分ほどの川べりの公園。

キャンプも可。

ガッツリ泳ぐというよりは、ピクニックやデイキャンプ、BBQ向き。

クルマを河原まで乗り入れられるので、弁当食べてラジオ聴きながらクルマでのんびりもいいし、、、

川に足を浸して音楽、読書もいい。

あと、駐車スペースがいい具合で木陰になってて昼寝にも最高!

実際平日に行ったとき、スーツ姿の外回りっぽい人が昼寝してました。

【10】物部川緑地

物部川(ものべがわ)河川敷の芝生広場である。

川べりまでは距離があるので、川遊び向きではないが開放感があって気持ちのいいところ。

ボクはテントの試し張りで訪れました。

濡れたテントの干し張りにも良さそうである。

芝のコンディションもいいのでピクニックにも最適。

トイレがないのが残念。

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【11】鏡川みどりの広場

鏡川のみどりの広場は高知城やひろめ市場から歩いても10分かからない都市公園である。

中央公園がコンクリート敷きなので、芝生を欲するときはこちらへ来る。

ここは度々お祭り会場にもなる。

写真は2018年5月のヴィレッジのもの。

川遊びには適さないけど、とても気持ちのいいところなので高知観光の息抜きにもいい。

ちなみに子供らはここでガッツリ泳いでます。

【12】鏡川・鴨部地区

チャリがあれば鴨部地区のこのポイントもあり。

市街地とは思えないほどきれいで、足だけ浸して涼をとるのが気分。

このへんはBBQもOKみたい。

近くにはコンビニもある。

【13】旧加田キャンプ場

座っている場所は河岸から2〜3m高台になってるので川全体を見渡せる感じがいい。

Googleマップでは「旧加田キャンプ場」となっており、すでにキャンプ場としては閉鎖されてるが川遊びは可能である。

深い淵や早瀬など、上中流のようなワイルドさはないけれどこれはこれでのんびりした気分になれる。

小さなお子様連れにはもってこいかも。

日陰もふんだんにあるのがここの売り。

仁淀川に眼福を得ながらのんびりピクニックをしたい場所である。

※詳細はこちら

仁淀川下流の穴場絶景!「旧加田キャンプ場」で眼福ピクニックを! | ガタリ夜話

【14】土居川・池川地区

ネイティブでなければ絶対に見つけられない秘密のポイントがこちら。

仁淀川の上流、支流のひとつ土居川である。

水質日本一の仁淀川である。

透明度は言わずもがな。

深さあり、早瀬あり、飛び込み岩ありとバラエティに富んでおり、ガッツリ川遊びしたい人向きである。

ただし河岸からすぐに深くなってるので注意が必要。

メシの調達は道の駅633美の里か、クルマで2、3分の池川439交流館で手作り弁当が帰るし、池川439交流館にはレストランもある。

駐車場はあり。

トイレは同じく池川439交流館まで。

※詳細はこちら

ネイティブオンリーの川遊び場!土居川の秘密ポイントへ! | ガタリ夜話

【15】本村キャンプ場

仁淀川中流域にある「本村キャンプ場」。

川のダイナミズムを思いっきり体感するならやはり中流域がよい。

河原を解放した無料のキャンプ場で、駐車スペースも広々。

こんな溜まりですら澱まずに魚も泳いでるってのはすごい。

川水浴はもちろん、カヤックとかあればなお愉快でしょうね〜。

※詳細はこちら

仁淀川のダイナミズムを体感する!無料の「本村キャンプ場」! | ガタリ夜話

【16】上八川川・下八川乙地区

仁淀川の支流、上八川川(かみやかわがわ)にあるポイント。

飛び込み岩あり、小滝あり、早瀬あり、淵ありとバラエティに富んでる。

水量が多い日ならちょっとしたキャニオニング遊びもできる。

駐車場、トイレなし。

クルマは路肩に停めさせてもらえるけど、長時間の占拠をしないようご協力下さい。

※詳細はこちら↓

高さ10m級の飛び込み岩で度胸試し!川遊びの楽しさ詰まった上八川川! | ガタリ夜話

【17】鏡川・桑尾地区

高知市街から30分というアクセスの良さが魅力。

駐車場あり、近くにトイレあり。

少ない荷物でコンパクトに遊ぶのに丁度いい。

※詳細はこちら↓

鏡川上流、高知市街から30分でコンパクトに遊ぶならここ! | ガタリ夜話

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