高知県のここがどこの河原かわかるだろうか?
ネイティブの方はよくご存じかもわからないが是非、声に出さずにおいていただきたい。
まだあまり知られていない楽園のような穴場なんである。
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メインの川遊び場としていた黒瀬や宮崎の河原が近年、キャンプ流行りもあってか県外にも広く知られるようになり、慢性的に混むようになった。
先日の宮崎の河原など朝8時前の時点で、昨夜からの泊まり組やボクと同じ朝駆け組とで文字通り立錐の余地もなく、別の場所への移動を余儀なくされた。
夏休み前の平日の話である。
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付近をチャリで走っていて見つけたのがここ。
実は以前にも様子見に寄ったことはあったのだが、岩がゴロついて寛げない印象がありずっとスルーしていた。
実際はそんなことはなく、その辺に寝転げるくらいフラットな砂利である。
水際までクルマを入れてタープを張る。
クルマに固定するタープは設営に10分かからぬ。
色々試して今はこのスタイルに落ち着いてる。
シンプルでコンパクト、設営撤去のフットワークの軽さ。
重厚感を醸したオッサンはいやだ。
カーサイドシェルター2 カラー:ダークブラウン×サンドベージュ #2337
視界はスコンと抜けて、ロケーションはすこぶるいい。
キレイなトイレもある。
浅いなと思っていると急に深く切れ込むのがこのスポットの特徴。水中メガネで底知れぬ深淵を覗きこむと恐怖を感じるほど。自然を舐めずに必ずライフジャケットを。
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地面の状態は鍛造ペグがギリギリ使えるという感じ。
ガッチリは刺さり切らないけど、砂利用のプラペグでは歯が立たない。
強風時は鍛造ペグの頭に岩を乗せたり工夫は必要。
近所の人に尋ねたら、ここは混み合うことはほとんど無いそう。
クルマの乗り入れ口がわかりにくいからだそうだ。
今や高知のメジャーな川遊びスポットは放置した直火跡やゴミに溢れているが、ここでは見かけない。
この日ボクら以外にいたのは1組だけ。
高校生くらいの男子2名と、引率の大人男性が1人。
大声で騒ぎ立てることもなく互いに挨拶を交わしたりできる、とても安心できる隣人だった。
そういう具合なので具体的な場所については文中では伏せておく。
河原は公共の場だが、フィルターをかけなかった場合の惨状というのは自明の理なので、こうしたエクスクルーシブな場所があっても良いと思う。