やれ野点だ、星空ビールだ、焚き火だと、とかくキャンプではイスの上で過ごす時間が多い。
数あるキャンプチェアの中でも、ボクのイチオシはヘリノックスのビーチチェアである。
-->
無骨なロースタイル
ボクのは確か初代のやつかな、買ってもう3年目になる。
座面の高さは27cm、ヘリノックスのラインナップでも低いほう。
当時ロースタイルのキャンプに憧れて、ブルーリッジのローテーブルを買ったのでそれに合うイスを探していたのである。
それまで使ってたのがディレクターチェア(ヒジ置きにカップホルダーが付いたアレ)だったから、ホームセンター臭さが抜けたのがうれしかったし、地面に近い所で足を投げ出すロースタイルが無骨でかっこよかった。
長い背もたれ
キャンプでは満天の星に出会うこともある。
星空は何時間眺めていても飽きないのはオッサンとて同じ。
が、長時間となるとどうしても首に負担が。
そこでこれ、後頭部までカバーする長い背もたれ。
ヘッドレストに頭を預ければ目線が空を向く角度。
リラックスしすぎて寝落ちしてしまうかも。
砂地にも沈みにくい脚
ビーチチェアという名の由来がこれ。
接地面を平ぺったくしてあって、砂浜などに沈みこみにくくなってる。
オススメは川への持ち込み。
川底の砂利にも沈みこみにくいから、夏なんか足を川に浸して本読んだりビール呑んだりすると何ともいえず豊かな気分になる。
全メッシュ素材
川で座ってるとお尻まで浸水してしまうことも。
そんなときもメッシュ素材なら安心である。
ナイロンや綿素材のものもあるけどボクはメッシュがオススメ。
蒸れないし。
-->
家具としても
部屋が手狭なので、少しでも広く見えるよう家の中でもロースタイルである。
ソファを手放してビーチチェアを使ってるけど、家具としても違和感がない。
収納は
ヘリノックスの定番モデル、チェアワンなどと比べると収納サイズはやや大きい。
純正のスタッフバッグもこのようなトートバッグ型だ。
これだとかさばるのでボクは100均の巾着に入れてる。
そうするとピクニック時にもザックに収まりよい。
注意点をひとつ
ポールを挿しこむこの箇所にはご注意を。
イスの位置を直そうとお尻を上げてこの部分を持つと、座り直すときに手の肉を挟む恐れがある。
たぶん次もビーチチェア
家でもキャンプでもガンガン使って3年目だけど、ガタついてる箇所は1コもない。
かなりヘビーデューティである。
壊れてもまた同じのを買うだろうな。
黒メッシュも捨てがたいけど、家で使うならやっぱり半透明の白メッシュが圧迫感なくて良さそう。