高知県安芸市のお好み焼き屋の多さに目をつけ、「安芸市お好み焼きパラダイス説」をブチ上げている。
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正味の軒数を把握しようとネットで洗い出しをしたところ、とあるブログ記事から鬼気迫る店を見つけた。
ブログ主はTwitterでもお世話になっている@nagetaiさんだった。
尋ねるとお店の場所を教えて下さり、夏場は灼熱地獄なので避けるようアドバイスをいただいた。
@nagetaiさんが「地元のごく一部の人しか知らない超ローカルな店」と書かれているとおり、過激にネイティブオンリーのお好み焼き屋である。
そもそも存在を知らなければ素通り必至だが、ネット上にある情報といえば@nagetaiさんのブログだけである。
この木製看板だけがお店のシグナル、見逃すな!
屋号は「はま」というらしい。
お好み焼き、焼きそばに加えて、、、
めん類の充実っぷりに驚く。
ガレージメーカーならぬガレージ飲食店とあなどるなかれ。
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これが中華そば小。
小といっても大と小しかないので、小が並サイズである。
トッピングは豚バラ、もやし、カマボコ、天かす、普通のゆで卵である。
スープは京都の甘〜いうどんダシを思わせクセになる。
おっと、中からお揚げさんが出てきた。
つまりこれは「中日」なんですね。
「中日」とはスープはうどんダシ、麺は中華そばを入れた高知のご当地グルメ。
中華と日本で「中日」というわけ。
高知では「中日」と「中華そば」の境界は割と曖昧なので、昔から普通に食べられてきたスタイルなんでしょうね。
こちらが肉玉焼。
差しこんだコテがイカす。
「マヨネーズと青のりどうします?」とはよく聞かれるが、ここでは「マヨネーズと卵どうします?」と聞かれた。
ん、卵?といぶかりつつお願いしてみたら、、、
おお!生卵がトッピングされてた!
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で、なにこのお好み焼き、メタメタに美味いやないの!
お世辞でもなんでもなく高知で食べたなかでダントツである。
粉モノ特有のポテポテ感がなくファッと焼いてある。
ボクのマイベストお好み焼き、大阪の地下鉄玉出駅前にある象屋を彷彿とする生地。
「安芸市お好み焼きパラダイス説」、こいつはマジにあるかも知れんよ。
なお、お店の目の前には最高の浜が広がっている由。
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