大阪平野区、独特な温冷浴を提唱する「末広温泉」のしびれ!

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呑み屋だろうが服屋だろうが、腹に一物いちもつある店というのは自ずと個性の際立つもので、ボクはそういう店を好むわけだが銭湯にも同じことが言えるだろう。

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大阪人にもあまり馴染みがないであろう平野区瀬戸口地区。

そんな下町にある「末広温泉」もまたその類い。

店先のこの看板からして腹に一物お持ちなのは明らかだ。

末広温泉HPより

末広温泉では西式温冷浴というのを推奨しておられる。

まあその何たるかを書き連ねるような文章はChatGPTにまかせれば良いが、なかなかに興味深いので少し引用しておきたい。

水と湯を交互に各1分ずつ、それを5〜10セットやり最後は水で終われとある。

1分て短くない?3分ずつを3セットじゃだめなの?

やれるならやってみるといい。ただしここは「大阪一熱い風呂」なのだ。

浴槽は「主湯おもゆ」と「すこしぬるい湯」に分かれている。

混み合っていた「主湯」を避けて、「すこしぬるい湯」に入ったがそれでも体感で43℃はあろうか。

隣の「主湯」に手を入れてみると当たり前だがさらに熱くて、HPでは45℃〜とある。

ボクはサウナ(別料金)も入るつもりだったので、あつ湯×水風呂をとりあえず2セット試してみたが、サウナ×水風呂のときよりも肌の痺れはハードだった。

地下水かけ流しの水風呂が2カ所あるので、混み合う時間はありがたい。

あと浴場に大きく「必ずオチンチンとおしりを洗ってお入り下さい」と書いてあるのもいい。

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客はほぼ近所の方々で、本職と思しきリアルピクチャーマンも多数の下町銭湯だがバイブスはピース。

マナーさえ守ればボクみたいなよそ者でもゆったりと温冷浴を楽しめる。

湯上がり肌の痺れは続く。軽くラリったみたいに風が心地よい。

トリップ感を持続したまま、最寄りの地下鉄平野駅前にある「大衆酒場ニュー大丸」へ行くのが正解である。

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