「四国旅マガジンGajA」というローカル誌がある。
同誌を知ったのは大阪在住だった9年前の夏、シコシコと遍路を歩いていたときだ。
遍路の特集をしてるなぞ聞き、コンビニでパラ読みしたのを覚えてる。
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のちに自分がここに文章を寄せるなぞ思いもよらぬ油照りのあの日から、、、
なにがどう転じのたか。
2020/11/30発売の四国旅マガジンGajA76号、特集「発酵を巡る旅」。
漬け物、麹、魚醤、茶、チーズ、パン、味噌、みりん、クラフトビール 、クラフト醤油、日本酒……。
四国四県に点在する、思いつく限りのありとあらゆる発酵食品のキュレーションはマジ圧巻である。
「発酵食品」というマニアックなフィルターを通した四国鳥瞰図、ありきたりな観光に満足できない向きにはガイド本としてもうってつけだろう。
また生粋の四国人にとっても新鮮な視点であるまいか。
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聞くところでは、新編集長よる誌面アップデートの一環で、特集記事とは別に「クセ強めな輩によるコラム」を画策し、四国四県のクセ強めな書き手を探しておられたらしい。
愛媛はライター阿部美岐子さんのコラム「自腹で食べるならココに行く」。
香川はジャズやロックが流れるカフェ&バー「珈琲と本と音楽 半空」の岡田陽介さんのコラム「小説のような四国」。
と、、、
完全予約制の古本屋「なタ書」の藤井佳之さんのコラム「曖昧さを回避したお店」。
徳島は「aalt coffee」、「14g」の焙煎人、庄野雄治さんのコラム「無糖日記」。
高知は「大衆酒場Day&Sea」の穀潰しこと私、なえだガタリのコラム「良いことは退屈、悪いことは良いこと」、の5本立てである。
当ブログを発見していただき、フックアップして下さった藤川満さんにはありがたやと言うほかない。
BE-PALやあまから手帖でも執筆されている藤川さんは高知在住で、GajA今号でも徳島の三芳菊酒造を取材されている。
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ある日大衆酒場Day&Seaに藤川さん、ライターの阿部さん、カメラマンの国貞さん、GajA編集長の松下さんがうりゃうりゃと乗り込んで来られ、今回のお話を給わったのである。
「四国旅マガジンGajA」は首都圏、関西圏でも入手できるので取り扱い書店を列記しておく。
いずれあなたが、四国を旅される際の手がかりとなれば幸いである。
【関東】
・紀伊國屋新宿本店
・ブックファースト新宿店
・ジュンク堂池袋店
・八重洲ブックセンター本店
・丸善丸の内店
・書泉ブックタワー
・書泉グランデ
【関西】
・紀伊國屋梅田本店
・旭屋書店なんば店
・ジュンク堂大阪本店
・MARUZEN&ジュンク堂梅田店
・ジュンク堂京都店
・ジュンク堂三宮店
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