まあまあヘビーなコミュ障である。
小学校の通信簿からして「人の輪に入れない」なんて書かれた。
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それからチン毛が生え、社会の矛盾に翻弄され、恋愛を重ね、人生を折り返しても、人の輪に入れない小学生のままだ。
進学や転職など環境の変わるタイミングで、初対面でアッパーなキャラを演じてみたこともある。
◯◯デビューというやつだ。
が、ボクが明朗快活なキャラを通すのはクルマが1速で走り続けるようなものであり、無理をしてもオーバーヒートするのが落ちである。
10代、20代の多感な時期に、人とコミュニケーションできない虚無感は同じ境遇の人間にしかわかるまい。
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宴会で皆が楽しそうに歓談しているとき、ボクの心はいつも冷えている。
そういう暗黒面に堕ちた人間が混じると、酒席は白けたホワイトルームになる。
だからボクは基本サシでしか呑まない。
もちろん本心では宴会の輪に入りたいし、さしつさされつやりたいと思ってる。
そのジレンマがもどかしい。
でも今は開き直ってる。
スマッシュラリーのような小気味いい会話ができなくとも、それなりに楽しめてるのでもう素のままでいいかなと。
仏頂面キメ込んでるけどプン助ではないので誤解なきよう。
自分を歪曲して見せなくともよい。