高知へ移住してそろそろ3週間がたつ。
生活基盤はほぼ整い、慣れなかった新居の屋内臭も自分たちのものへと更新されてきた。
こちらでの仕事が始まるにはまだ日があるので、目下の楽しみは高知市街のフィールドワークである。
まだ右も左もわからぬ高知の街を我がホームタウンとすべく、知りたい欲求むき出しで東奔西走するのはめちゃ楽しい。
日曜市で高知パワーを見せつけられる
毎週日曜になるといきなり市街地が東南アジア化する「日曜市」。
野菜、果物、干物、加工品などなどを生産者から直接買うことができる。
かなり大規模な市にもかかわらず、都会で見かけるようなお祭り屋台的な出店はほぼ無いので市としての純度が高い。
ここで買った白菜の葉の詰まり具合には驚いた。ずっしりと重くて、本当にすき間なくみっちりと詰まっていた。
広すぎない、かといって狭すぎない高知の街
高知にきてからランニングコースを模索中である。
意外に川が多く、主に川沿いの道を走っている。
うちからだと20分も走れば街が途切れ田園風景になる。
これが高知なんだよなあと思う。大阪との落差がすごい。
しかし地方都市の住みやすい点として「街のコンパクトさ」ということもよく聞く。
いずれボクにとっても「ぼっちり(土佐弁でちょうどいいという意味)」な街となるのだろうか?
ランニングコースにある水田にはボチボチと水が張られ始めている。
荒起しといって田植え前に土を柔らかくする工程らしい。
青々とした稲が黄金の穂を垂れるまで、その移ろいを感じつつランニングできるのが今から楽しみですな。
そうそう、ミニUFOが田んぼに墜落したという介良地区もランニングコースです。
高知って弁当屋が多くない?
「ほっともっと」みたいな全国チェーンももちろんあるけど、それより個人店のインディーズ弁当がいたる所で買える気がする。
それこそ路地裏のよろず屋でおばあちゃんが手作り弁当売ってたりとか。
「とさのさと」や「よさこいふるさと市場」といった市街地の産直市にも作り手の名前を明記した弁当が必ずあるし。
上の写真はチキン南蛮弁当で有名な高知のローカル弁当チェーン「くいしんぼ如月」のマスコットキャラ「くいしんBOY」。
今は日々大なり小なり、なにかしら気づきがある生活なので、ひとつずつすくい上げて記録していきたいなと思う。
行きたい呑み屋、メシ屋リストもだいぶストックされてきたことだし、そろそろ外食にも繰り出したいな。