ウチからちょい遠いけど、高知県東部の田野町にある「たのたの温泉」がとてもいい。
変わり湯などの無いシンプルなスーパー銭湯なれど入浴料700円と安めだし、何よりいつも空いているので気兼ねなくサウナをエンジョイできる。
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たのたの温泉でのセッションはいつもこんな感じ。
・汗かくまで10〜12分ほど入湯して水風呂2〜3分。これを2回繰り返す。
・サウナ10〜12分、水風呂。これも2回。
・ここで軽く湯に浸かって暖をとり、外気浴。
・最後にサウナ、水風呂を1セットやって終了。
サウナの温度計を見ると110℃弱と高温なのになぜかマイルドで、まだ体の慣れていない1セット目でも10分くらい余裕で入っていられる不思議。
温度計が天井近くに設置してあるからかなと思ったり。座ってるあたりはもう少し低いのかも。
水風呂は地下水使用でやっぱりマイルド。
3分は長めだが、長く浸かっていられるぶんサウナトリップに到達しやすい。
湯は弱アルカリ性鉱泉の沸かし湯で、ヌルッとしたいわゆる美肌の湯。
温浴効果も高く、湯上がりの満足度も高い。
湯船と洗い場が遮蔽された造りも、地味に良心である。
湯に浸かっていて洗い場の鏡越しにダルマオヤジと目が合って「嗚呼」となるのは銭湯あるあるだ。
洗い場のシャワーも特筆したい。
10秒くらいで自動で止まるやつじゃなく手動で止めるタイプ。泡を洗い流すのに流れが分断されるのはストレスである。
あと水圧があるのに当たりはめっちゃマイルドなのもUX(ユーザーエクスペリエンス)が良い。
UXといえば清潔さも評価できる。
入浴中必ず1度はおばちゃんが入ってきて、脱衣所の清掃、浴場床の水圧洗浄、ゴミ箱のリセット、浴場内のイスのヌルみとり、サウナの敷き物の交換などをされている。
某◯かぽ◯温泉のように脱衣所の床に髪の毛や陰毛が散りぬるをわかしていては、禊にきたのか穢れにきたのかわからなくなる。
おばちゃんたちのホスピタリティにも注目。
入浴中に雨が降り出したことがあって、脱衣所で「カサ持ってるか」と声をかけてくれた。
持ってないと言うと「貸したるから持って行き。帰りに門の所に立てかけといらたらええ」と言ってくれた。
カサがなければ風呂上がりに即土左衛門というドカ雨だったので、これは本当にありがたかった。
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風呂上がりにはいつもこの窓際のソファで休むのだが、帰ろうとすると「もっと休んでいったらええで」と声をかけてくれるのもほっこりした気持ちで退室させてくれる。
というわけで、たのたの温泉が最高な10の理由まとめ。
①入浴料700円のリーズナブルさ
②空いてる
③サウナがマイルドで12分入っていられる
④地下水の水風呂がマイルドで3分浸かっていられる
⑤弱アルカリ性のええお湯
⑥湯船と洗い場の遮蔽
⑦シャワーが手動で止めるタイプ
⑧シャワーの当たりがマイルド
⑨場内の清潔
⑩おばちゃんのホスピタリティ
脳天から火花が散ってるんじゃないかというくらいのバチバチのととのい。
アフターのビールの美味さたるや。
明日への活力である。