※詳細はナビタイムで!
「知らん道」も自走で行ける範囲はそろそろネタ切れである。
むろん通ったことのない道はまだまだあるが、その塗り潰しのために出かけるのは面白みに欠ける。
常に好奇心とフィーリングに忠実でいたい。
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ルートの定まらぬまま、とりあえず国分川を遡上する。
いきあたりばったりである。
「南国の春は国分川のしば焼きから」。
看板の下ではヒトのフンが静かに風化を待っていた。
辺りはトイレ不毛地帯である。
呑んだ帰りにでも催したのだろうか。
懊悩の境地は察してあまりある。
あ、ほんとにしば焼きしてる。
春実感。
南国市比江〜国分あたりをブラつく。
このあたりの道の狭いこと。
モータリゼーション化以前の生活道がそのままの形で残っているもので、高知の農村地帯ではよく見られる光景。
この路地なぞ、そこはかとない古(いにしえ)の香りが漂っていて2、300年前の風景を透かして見るようである。
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以前南国市にあったアウトドアショップコスタメサ(現在は高知市七ツ淵に移転)のご主人が言っていたが、江戸期以前は南国市が高知の中心地だったそうだ。
そんな原風景を感じさせる街並みである。
さて白木谷から北山尾根を縦走して帰ろかな。
農村地帯から山に取り付くや否や、すぐこの渓谷美。
メリハリがすごい。
白木谷にあるアバンギャルドな美術館。
酒呑んでるときの写真を貼り出してる。
野外作品を横目に見つつ。
朽ちたアートスペースなんかもあったり、白木谷はなにかこう芸術をインスパイアさせるものがあるんですかね。