青二才にはわかるまい!喫茶スプーンのオーディナリーな奥深さ!

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すぐお隣が現代企業社の「メフィストフェレス」なので、そのイケイケ感に押され感のあるコーヒーハウス「スプーン」。

カミさんがSNSでみたここのプリンパフェが食いたいというので行ってみたら、なんの、ナイスミドルがホッと寛ぐのにピシャリとハマる良店だった。

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店内はうなぎの寝床のように奥へ長く、突き当たりには坪庭があり明かりとりとしても機能。

厨房は入り口側、客席は奥側、と完全に隔てられた造りになってる。

この「ほっとかれる感」がとても良い。

PC作業や読書などで長居をしても後ろめたさがない。

ボクは気がつかなかったが、ありんど高知さんの記事によるとWi-Fiも完備とか。

さてメニュー。

大衆食堂メニューが充実してるのは高知の喫茶店の定説ですな。

土日祝限定のたまご焼き定食500円やスモールコーヒー150円など、好事家をざわつかせるメニューも。

で、高確率でビールもスタンバってるのが高知の喫茶店。

タバコをやめてから、喫茶店でコーヒーを飲まなくなったボクにとってこれは重要である。

大阪はこれが無いんですよね〜。

しかもサッポロ黒ラベル。

スプーンさんアツいわ〜!

アテの菓子が2つ付くのも感動ものだが、どうよこのセンス。

「オルニ珍味」!

「養生が肝心」!

どこに売ってるんだろう、これ。

見るからに心地の良さそうなキャメル色のソファ。

革が全然へたってなかったから張り替えたばかりなのかも。

実はこの店、8年前の高知旅行の時にもモーニングで立ち寄ってる。

その時は面白みない喫茶店だったなあと思った記憶がある。

まだ若かったから旅先の喫茶店にも派手な刺激を求めていたんやろね。

年食って、酸いも甘いも嚙み分けて再訪してみたら、ケレンミのないオーディナリーな喫茶店がジワリと沁みたとそういう話。

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