街ポテ★三重県尾鷲市

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三重県南部の街、尾鷲

ボク自身行ったことはなく、身の回りで行ったという人も聞かない尾鷲市。

縦に長〜いの三重県の南部に位置し、どこから行っても遠い、陸の孤島の風情がある。

今回はそんな尾鷲の街をネット逍遥してみたい。

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【1】ことぶき食堂

旅先で呑む昼ビールは格別。

しかし、この街で昼からやってる呑み屋を見つけられなかった。

喫茶店でビールを出すところもあろうが、これもあまり情報がない。

必然、尾鷲に着いてご挨拶の一杯は大衆食堂に落着する。

昔ながらのいわゆる駅前食堂なので、改札を出て1分でビールにありつけるというのがよい。

飯メニューはどれもかなりのボリュームらしいので、少食の向きはアテの注文に注意されよ。

とあるブログでみたブリの刺身定食なぞ、1人前がたっぷり切り身ワンブロック分くらいあったぞ。

【2】食事処おふくろ

尾鷲市は黒潮の通る熊野灘に面してる。

だから魚の種類が豊富。

中でも気になるのが、耳慣れぬガス海老というやつ。

背ワタを取る時に、微かにガスっぽい匂いがするためにそう呼ばれるそう。

ネットで検索すると金沢のガス海老ばかりがヒットするが、尾鷲のそれとは別種である。

こちら食事処おふくろでは、ガス海老のかき揚げ、唐揚げといったメニューがある。

旬は冬だが、ネットを見る限り秋から春にかけて出回るようである。

【3】おわせお魚いちば おとと

道の駅のような大規模海鮮市場。

市場に併設した食堂では、ガラスケースに刺身や煮魚がところ狭しと並ぶ。

ヨソ者にもポップに地魚を食わせてくれるお店である。

アルコール類は持ち込みにて。

こちらの記事が非常にわかりやすい。

みえとこ

【4】レストランロリエ

マンボウ料理で知られる老舗レストラン。

マンボウの唐揚げや、マンボウの卵とじ丼があるなど珍しい。

喫茶メニューも豊富で、酒類までフォロー。

ビールは瓶の他に、生の大小がある充実っぷり。

マンボウをアテに、てか?

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【5】純喫茶磯

辻角を落として入り口をつけた意匠がかっこいい。

尾鷲が誇るハードコア純喫茶。

先代のDIYだという店内の飾り細工は、全て「磯」にまつわるものである。

間仕切りが高く、座席は個室感があっていい。

店内の様子はこちらの記事で。

OTONAMIE

【6】カフェスケール

喫茶店ではなく今様のカフェ。

とは言え開業は2002年というから、ファッションではなく今や街のクロスポイントとして機能している印象。

鉄工所をリノベーションした店内は、インダストリアル感も残しつつ柔和な空間である。

何気に音響はチボリオーディオ。

【7】食堂/喫茶 網干場(あばば)

JR尾鷲駅の2駅南へいくと、九鬼という駅がある。

深い入江に面したこの小さな集落で、地域おこし協力隊と地元の有志がオープンさせたお店である。

ブリ、アジなど地魚を使った刺身、フライ、寿司の3種類の定食はどれも1000円。

定食は土日のみ、平日も限られた時間の営業なので事前に確認されたし。

音楽イベントをしたり、移住者とネイティブを繋ぐサロンの役割も果たすなど、カフェスケール同様にここも街のクロスポイントといえる。

店内では丸っこい四角窓から見える入江が美しい。

周辺は漁村特有の毛細血管のような路地も見られるので、列車の待ち時間に散策するもよし。

【8】魚処 豆狸(まめだ)

ピリ辛ダレで食べる海鮮ユッケ丼が名物ランチになってる居酒屋。

TV番組ご用達で、タレントの訪問も多い尾鷲の顔役である。

尾鷲にきたら昼も夜も魚がいい。

屋号に冠した「魚処」が、信頼と自信の証。

【9】コレクター(バー)

尾鷲駅前の夜遊びスポットにある、イカす看板が目を引く音楽バー。

ご主人がかけるジャンルレスなBGMを肴に、夜な夜な面白そうな遊び人が集っていそうなお店である。

にしてもこのビルはなんだ?

2階から上は住居と思われるのだが、スナックが看板を出していたりとなかなかの魔窟っぷり。

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【10】新生湯

マニアではないにせよ銭湯のある街というのは、なにかこう嬉しみがあってよい。

水色の庇が目を引く新生湯は、内装も水色に塗られていて一見の価値がある。

【11】五月湯

この小さな街にかつては4軒以上の銭湯があったという。

今は新生湯と、ここ五月湯を残すのみ。

しかし2017年4月のツイートで休業中との情報あり。

再開を願いたい。

【12】SHUFU NO MISE

地元のスーパーである。

こうしたローカルスーパーでは、全国区ではないご当地商品があったりして楽しい。

「SHUFU NO MISE」、「主婦の店」。

ローマ字表記なのも面白い。

ローマ字表記になったいきさつとは?

ゲンキ3ネット

【編集後記】

江戸時代には江戸〜大坂間をいく商業船の寄港地であったし、数十年前まではカツオ漁で栄えたという港街、尾鷲。

この規模の街としては飲食店が多いし、銭湯がいまだ2軒現役であることからも往時の栄華がうかがえる。

遊郭があったという情報もある。

今回のネット逍遥で気づいたのは、三重県の情報を発信するWEBメディアの多さ。

本稿でも紹介した「OTONAMIE」、「みえとこ」、「ゲンキ3ネット」といったサイトが、ローカルネタを丁寧に拾い上げていて地方の活気を感じさせる。

ところで、Youtubeで見られる尾鷲市のPR動画が秀逸らしい。

映画仕立てで20分以上あり、タイトルは「セカイノオワセ」。

それがなぜか今は再生できなくなってる。

まさか本家からクレームがきたか。

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