鬼おろし器を買った。
岡山倉敷にある「ふじ心」で食った鬼おろしに感銘を受けずっと欲しかったのだ。
taketora 竹虎 竹製大根おろし器 鬼おろし 約長さ 幅
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ネットで物色してたら竹細工専門店竹虎の鬼おろしを見つけた。
なんと、高知の会社ってか。
すぐに行ってきた。
場所は須崎市安和。
愛媛の下灘駅より海に近い無人駅、土讃線安和駅からすぐ。
ウチからはクルマで1時間ちょいくらい。
店舗入り口は向かって左のこっち。
見渡す限り、竹細工の世界。
この竹ベンチ、めっちゃ良くない?
座り心地も最高である。
中身はガランと空洞で通気性抜群。
これでキャンプイスかコットを作れば夏に調子いいな。
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で、面白いのが素材となる竹。
トラ柄に似た模様が入ることから虎斑竹(とらふだけ)と呼ばれるのだが、この
安和地区にしか育たない竹なんだとか。
メイドイン安和、まさにワンアンドオンリーのプロダクトと言える。
詳細は凄まじい情報量、かつ突き抜けまくった竹虎さんのHPをぜひご覧あれよ。
価格は鬼おろし1600円、受け皿1600円である。
ボクが買ったのは「お母さんいつまでも長生きしてね」と書かれた謎に母の日仕様。
実はこれ、精度に若干の難ありとして焼き印テストに使ったアウトレット品。
各300円ほどと激安だった。
もちろんアウトレット品は常時あるわけではないからご注意を。
見つけたらラッキーてことで。
通常の大根おろしみたいに滑らかに前後に動かすのは難しい。
はじめは奥から手前への一方向だけでおろすのがコツ。
あとはできるだけ歯に対して大根のエッジを立てること。
大根をたて割りにすれば、グリップ力も強化できて一石二鳥。
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大根が小っちゃくなってきたらどうすんのよ、という疑問にも答えておく。
まず上の写真のように鬼おろしを横向きにする。
取っ手に一番近い歯だけを使ってちまちまとおろせばよい。
これなら手が他の歯に当たることはない。
どっさりおろした。
鬼おろしは荒いからおろすのも早いし、無駄に水分が出ず食感を残すのがいい。
雪玉を作ってみた。
鬼おろし、ダシ醤油、ポン酢をボウルで混ぜたら軽くしぼって丸めてぽんである。
これだけでメッタメタに美味い。
一味をまぶして熱燗でどうぞ。
釜揚げしらす、おろしショウガを混ぜ込むもよし。
板わさ、厚揚げの付け合わせにするもよし。
鬼おろし器、バチクソおすすめです。
プラッチックのんもあるけど、メイドイン安和の虎斑竹かっこええで。
手ぇケガしなや。
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