改めて日曜市に恐れ入った話。
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「日曜市」とは毎週日曜の早朝から、高知城下の追手筋に立つ巨大マルシェである。
高知人が大阪へ行き、グランフロントやユニブースルストューディオジャパーンに歓喜するように、大阪人が日曜市を訪れると都会のボキャブラリーから逸脱しまくった品揃えに圧倒されること請け合いである。
日曜市のなかで数ある名物店のひとつが「みっちゃんち」。
JAL高知便の機内パンフレットにも掲載される銘店である。
高知らしい皿鉢(さわち)にディスプレイされたわらび餅、ネタが全て山菜という田舎寿司、かまどで炊いた羊羹はあのとらやの会長が東京から定期的に買いにくるといういずれも逸品である。
カミさんがこのみっちゃんと懇意にしており、お店を手伝いはじめてそろそろ1年になる。
出店者の顔見知りも増え、ガチでニュービジネスの話が舞い込んだりしてそれはそれは毎週楽しいらしい。
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で、日曜市でもらってくる食材がハンパない!
見てよ、この量!
これ全部いただきものである。
さすがに2人じゃ食べきれないから、同じマンションで仲良くしてるご家族におすそ分けしてる。
生産し、ビジネスを作り、与える。
これが日曜市スピリッツである。
みっちゃんにはお世話になりっぱなしだ。
少しでもお返ししようと年末の餅つきを手伝うことになった。
住所は控えめに言って秘境。
事前にルート確認しておこうと寄ってきた。
そしたらまた白菜をいただいた。
とびきり新鮮なやつ。
恐るべし、そしてありがたし、日曜市スピリッツ!