愛媛県愛南町、深浦漁港にある市場食堂。
ここへ来るのは4年ぶり。
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漁港の厚生施設に併設していて、一般客もクルマは漁港の駐車場に停めてOK。
メニューはこの通り。
基本的には漁業関係者の社員食堂的なお店である。
焼飯トンカツつうのが気になりますな。
置き本は大衆食堂あるあるの「サラリーマン金太郎」と「静かなるドン」。
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で、ここは観光向けにこういうメニューを出してる。
TVでも度々取り上げられてるみたい。
そして愛南町といえば「びやびやかつお」。
「びやびやかつお」と「ふかうら真鯛」の贅沢コンボを求めて、遠方からみなここを目指すのである。
店内は漁港のイメージを覆す、こざっぱりとした喫茶店風。
「びやびやかつお」が食べられるかどうかはその日の水揚げ次第である。
4年前はフラれたので、今回はリベンジ。
が、またフラれました。
今日は入ってないとのこと。
ゆらり内海では運良く食べられたけど、やはり幻の「びやびやかつお」。
今回は「ふかうら真鯛とカツオの刺身定食」にしました。
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カツオ、タイの刺身はもちろんのこと、揚げ物、メシ、みそ汁にいたるまでどれも滅法美味。
満足度の高いメシには違いない。
だからこそ残念点が目立つ。
料理と器がお世辞にもマッチしてるとは言えないのだ。
醤油、たくあんの小皿が無駄に大きいし、刺身に無機質な白い角皿は合わない。
料理は見た目。写真はボクの技術もあるけどやっぱりそそらない。
味はいいだけにもったいない。
もうひとつ。
店員さんは高齢の女性陣なのだが、口論ばかりで注文をこなせていないのだ。
カミさんが注文したのは鯛のゴマだれ丼とカツオ刺身セット。
出てきたのは刺身のカツオが鯛になってた。
鯛づくしのセットメニューなど存在しない。
店員さんがすぐに気づいて取り替えてくれたけど、ここまでで30分以上経過である。
メシを食うテンションはツーアウトスリーボール。
味もロケーションもよく、人に勧めたくなるお店だけにやっぱりもったいないよねえ。
ネガティブな意見が多かったけど、それらをさっぴいても行く価値はある。
ボクらが行った日がたまたまだと思いたい。
朝は7時から営業なので、個人的には車中泊や須ノ川キャンプ場で撤収明けの朝メシスポットとして勧めたい。
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