四万十町窪川からクルマで20分と少し。
太平洋に面した興津(おきつ)という集落がある。
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高知西南の大動脈、国道56号線から大きくそれた場所だから訪れる人は少ない。
津野町を源流とする四万十川は、窪川付近で海岸線から7kmほどにまで迫っている。
本来ならそのまま太平洋へそそいでアガリのところ、山塊に遮られてまた内陸へ流れ戻り、中村まで迂回するのである。
この山塊を越えた秘境めいた場所に興津はある。
向かって左側が岬になっていて、辛うじて防波堤になっている。
が、押し寄せる波はほぼ外海のそれで、海水浴場としてはかなりワイルド。
サーフスポットでもあり、海水浴場とはエリアを分けてある。
柏島の海ともまた違った、ちょっとミルクがかったエメラルドグリーンの海。
環境庁が指定する日本の水浴場88選に高知県から唯一選ばれている。
夏の盛りにこの人出、かなりの穴場といえる。
キャンプ場は松原に囲まれたここ。
ネットでは持込テント1区画2,500円、あるいは2000円との情報があり正しい値段は不明。
聞いとけばよかったな。
キャンプ場は砂浜の延長で、この通り足元は砂。
うーん2000円は割高感あるかなあ。
蚊帳テントにハイコット、それにハンモックがここでは最適なキャンプギアであろう。
一泊ではなく、のんびり長逗留してみたいキャンプ場なので、ショバ代は安く抑えてそれらのレンタルを充実させてはどうか。
長逗留となれば、場所柄食材の買い出しがネックである。
シーズンには軽トラの移動スーパーが現れたりすると楽しい。