「メロウ大王」の異名をもつソウルシンガー、リオン・ウェア。
マイケル・ジャクソンやマーヴィン・ゲイに曲を書く作曲家/プロデューサーでもある。
その歌声はとろけるように甘くてエロい。
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この数年はソウル/R&Bものは新旧問わずチェックしていて、ボクのライブラリの一角を占めるようになった。
なかでも本作は繰り返し流してるお気に入りである。
全体通してメロウで鎮静的なので、基本的に夜やアルコールといったキーワードと相性が良いが、日中あるいは肉体疲労時にも違和感なくマッチするだろう。
遺作となった本作では今をときめくサンダーキャット、カマシワシントンらが参加している。
過去の来日時、ツアーメンバーとしてまだ10代だった若きサンダーキャットを帯同している。サンダーキャットのアルバム「Drunk」に収録された「Tokyo」はその時の体験を書いたものらしい。
オマーの「Love In Beats」、タイラー・ザ・クリエイターの「Cherry Bomb」など、客演も多いのでそちらも追いかけてみたい。