寒いこの時期、車内ピクニックするのにいいスポットがある。
高知市と土佐市の市境、仁淀川河口にある新居緑地公園だ。
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公園全体が盛り土になってるので、停車した車内からでも水平線が見通せる。
夏に来た時には、ここで読書してる人がいたな。
ラニーニャ現象だか黒潮大蛇行だかの影響で、南国高知でもド寒い日が続いたが、この日は小春日和。
県道23号は「黒潮ライン」と呼ばれ、太平洋に近接する絶景ロードである。
日差しが海に照り返してポカポカ陽気であった。
公園を拡張するのだろうか、重機が入っていた。
そのため今は簡易トイレが設置してあるが、ぜひ正規のトイレ棟ができることを望む。
新居緑地公園の向かいの、ちょっとした道の駅のようなところには、海鮮BBQができる「土佐のかき小屋」や、1階が産直市になってる観光交流施設がある。
この辺りはコンビニ不毛地帯なので、太平洋見ながらビールを拝呑したい向きは「土佐のかき小屋」で缶ビール買えます。ただし変則的な営業時間に注意されたし。
道の駅風情には立派なトイレ棟がある。
これから拝呑しようというボクは、トイレの回数が増えること請け合いなのでこれはありがたい。
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なので今回はこっちの道の駅風情のほうで車内ピクニックと洒落込む。
ちなみに新居緑地公園と道の駅風情との行き来は、県道高架をくぐる道がついてるので県道を渡らずともよい。
堤防の上はこうした遊歩道になってる。
で、海岸への下り口があるために、一部クルマの乗り入れができるのが面白いところ。
河口というのはいい波が立つらしく、仁淀川河口のここは県下でも屈指のサーフスポットである。
この日もちらほらとサーファーのクルマが停まってました。
早速堤防にクルマを停めてレイドバック&チルアウトである。
カミさんの手弁当をひとくち食べて、もぐもぐとやりながら目を細めて海を見る。
Ahh…いい時間。
日差しのおかげでクルマの中はヒーターをつけたように暖かい。
読書するもよし、音楽流すもよし、思索にふけるもよし。
カミさんは昼寝。
ボクは後部座席でこうしてブログを書いたりして、ノマドワーカーを気取るのである。
海岸にずらっと並んだ謎の青テント。
これ、12月に解禁になったシラスウナギ漁の作業小屋である。
日が暮れてから始まるシラスウナギ漁は、水面を照らす色とりどりの集魚灯がとても幻想的らしい。
ここは本当に気持ちいいところなのでオススメする。
新居緑地公園の拡張も気になるしまた来よう。