シリーズ「知らん道をゆく」第10回!薊野〜サボテン谷〜一宮!

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ルートの詳細はナビタイムで!

高知も難読地名が少なくない。

タイトルにある「薊野」と「一宮」は県外の方はすんなりと読めまい。

「薊野」は「アザミノ」、「アゾウノ」と表記揺れがあるが、発音は「アゾノ」一択。

「一宮」は「イチノミヤ」ではなく「イック」と読む。

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街から見て薊野の北側に、土砂採取のために山肌をえぐったのが上下に2ヶ所見える。

前回は「上のえぐり」でメメントモリしたんだが、それより以前に「下のえぐり」で道を見失った経験がある。

※関連記事

シリーズ「知らん道をゆく」第9回!蓮台〜小坂峠〜メメントモリ! | ガタリ夜話

そのときボクは、このルートを左から右へ抜けようとしていた。

中間地点あたりに分岐を右折する箇所があるが、これを曲がり損ねたらしく「下のえぐり」に迷い込んで引き返したのだ。

参照したのはGoogleマップ。

腑に落ちないのでYahoo地図も見てみたら、こちらは右折の分岐が存在せず、行く先側が途中で切れてる格好である。

だよね?分岐なんてなかったはず。

これってGoogleマップの誤記では?

一応、国土地理院の地形図も見てみたらば、こちらはしっかりと分岐してる。

どゆこと?

机上の検証ではモヤモヤするばかり。

つことで再び現地へ行ってみた。

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高知道をまたいでやね、、、

上下のえぐりで土砂を掘ってるであろうカンパニーの前を通過してやね、、、

道がジャギジャギに荒れてくるころ、、、

問題の分岐に到達する。

南から丁字路にぶつかった格好。

視点はこう。

地図では丁字路に見えるが、実際は左折方向はほぼ直進である。

このまま行けば「下のえぐり」に出る。

右折方向を見てみれば、一応踏み跡道がついてた。

これを右折とみるのは困難である。

汎用性の高いGoogleマップでこれを道扱いしちゃいかんだろ。

いわんや、クルマも通れるかのような表現は地図の信憑性に関わる。

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では、このルートを反対側から回り込むとどうなるか。

当然同じように途中から踏み跡道に変わるはずである。

その境目を見に行く。

反対側の道の取り付きはこの谷筋にある。

谷筋の里というのはどうにもそそる。

あとで探検してみよう。

さて、ここが取り付き。

この道が先ほどの丁字路に繋がっている。

ナビタイム地図の9番地点。

高知道に沿った道を進む。

少々荒れてきたがまだ舗装路だ。

そしてずんどまり。

ここから先が踏み跡道になってる。

ちなみにこの地点である。

グーグルマップで計測すると丁字路までは150mほど、踏み跡道区間は思ったより短い。

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取り付きまで引き返し、今度は谷筋を遡っていく。

民家の石垣にサボテンが群生している。

1軒だけじゃない、近隣のお宅もこの状態。

誰かが種をぶちまけたんか?

メッチャ保護したげてるや〜ん!

うん、勝手にサボテン谷と名付けよう。

ナビタイム地図の11〜12番がサボテン谷である。

ここ簡易舗装でクルマも通れる道なのに、Googleマップには載っていない。

道はまだまだ続く。

行けるとこまで行ってみる。

ここで簡易舗装が途切れた。

Googleマップからはだいぶ脱線した。

視点はこう。

この道を省略して、踏み跡道は載せるなんてどうかしてるぜ!

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