※ルートの詳細はナビタイムで!
高知も難読地名が少なくない。
タイトルにある「薊野」と「一宮」は県外の方はすんなりと読めまい。
「薊野」は「アザミノ」、「アゾウノ」と表記揺れがあるが、発音は「アゾノ」一択。
「一宮」は「イチノミヤ」ではなく「イック」と読む。
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街から見て薊野の北側に、土砂採取のために山肌をえぐったのが上下に2ヶ所見える。
前回は「上のえぐり」でメメントモリしたんだが、それより以前に「下のえぐり」で道を見失った経験がある。
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そのときボクは、このルートを左から右へ抜けようとしていた。
中間地点あたりに分岐を右折する箇所があるが、これを曲がり損ねたらしく「下のえぐり」に迷い込んで引き返したのだ。
参照したのはGoogleマップ。
腑に落ちないのでYahoo地図も見てみたら、こちらは右折の分岐が存在せず、行く先側が途中で切れてる格好である。
だよね?分岐なんてなかったはず。
これってGoogleマップの誤記では?
一応、国土地理院の地形図も見てみたらば、こちらはしっかりと分岐してる。
どゆこと?
机上の検証ではモヤモヤするばかり。
つことで再び現地へ行ってみた。
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高知道をまたいでやね、、、
上下のえぐりで土砂を掘ってるであろうカンパニーの前を通過してやね、、、
道がジャギジャギに荒れてくるころ、、、
問題の分岐に到達する。
南から丁字路にぶつかった格好。
視点はこう。
地図では丁字路に見えるが、実際は左折方向はほぼ直進である。
このまま行けば「下のえぐり」に出る。
右折方向を見てみれば、一応踏み跡道がついてた。
これを右折とみるのは困難である。
汎用性の高いGoogleマップでこれを道扱いしちゃいかんだろ。
いわんや、クルマも通れるかのような表現は地図の信憑性に関わる。
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では、このルートを反対側から回り込むとどうなるか。
当然同じように途中から踏み跡道に変わるはずである。
その境目を見に行く。
反対側の道の取り付きはこの谷筋にある。
谷筋の里というのはどうにもそそる。
あとで探検してみよう。
さて、ここが取り付き。
この道が先ほどの丁字路に繋がっている。
ナビタイム地図の9番地点。
高知道に沿った道を進む。
少々荒れてきたがまだ舗装路だ。
そしてずんどまり。
ここから先が踏み跡道になってる。
ちなみにこの地点である。
グーグルマップで計測すると丁字路までは150mほど、踏み跡道区間は思ったより短い。
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取り付きまで引き返し、今度は谷筋を遡っていく。
民家の石垣にサボテンが群生している。
1軒だけじゃない、近隣のお宅もこの状態。
誰かが種をぶちまけたんか?
メッチャ保護したげてるや〜ん!
うん、勝手にサボテン谷と名付けよう。
ナビタイム地図の11〜12番がサボテン谷である。
ここ簡易舗装でクルマも通れる道なのに、Googleマップには載っていない。
道はまだまだ続く。
行けるとこまで行ってみる。
ここで簡易舗装が途切れた。
Googleマップからはだいぶ脱線した。
視点はこう。
この道を省略して、踏み跡道は載せるなんてどうかしてるぜ!