2泊3日で秋キャンプに繰り出した。
眺望絶佳と評判、室戸市にある夕陽ケ丘キャンプ場である。
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ウン、コれはワイルドですね
ご覧のとおりキレイな芝生サイトである、が難点がひとつ。
山を切り拓いたキャンプ場につき、野生の鹿の通り道になってる。
で、あっちこっちに鹿のフンが散乱して奈良公園状態である。
草食動物のそれゆえ、にほひこそ醸さないが、その上にテント張るってのはどうもねえ。
気になる方はスコップですくい、森に向かってブン投げるべし。
オートサイト?テントサイト?
オートサイト:2000円
テントサイト:1000円
「テントサイト」という表現が独特で、はじめオートサイトとテントサイトの違いがわからず戸惑った。
どうやらこちら↑、がテントサイト。
広場を囲むように区画割りされてる。
幕営地を自由に選べるフリーサイトは基本存在せず、クルマを乗り入れることができない区画をテントサイトと呼ぶようだ。
でもせっかく空いてるのに区画に納まるのもしゃらくさい。
管理人さんに断って広場のど真ん中に堂々幕営させてもらった。
ちょっと傾斜してるけど。
オートサイトのメリットとは
で、広場の脇にあるこちら↑、の3区画ほどがオートサイト。
写真ではわかりづらいが、盛り土をして斜面を平らにしてある。
もちろん駐車スペースあり。
テントサイト利用の場合、駐車場は坂を少し上ったところにあるけれど、荷下ろし時は炊事棟あたりまでクルマを乗り入れられる。
オートサイトのメリットは、地面が平らなことと夏は日陰があることだろう。
太平洋ビュー!
眺望は太平洋ビュー。
イスに座ったリラックス姿勢でもこの視点だ。
そしてサンセットビュー!
この季節、10月末〜11月頭頃はズドンと真正面に陽が落ちる。
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濃密なサンセットが終わると途端に冷えてきた。
テントに戻って一杯やろう。
初めての石油ストーブ
実は寒い時期のキャンプって初めてである。
今期手に入れた石油ストーブ「フジカ・ハイペット」のおかげでテント内もあったかだ。
晩飯は鍋。
野外で食う鍋は格別!
食材選びもうちょっと考えるべきだったな。
白菜、豆腐、鶏つみれ、もやしってことで見事に白一色。
インスタ映えしないこと甚だしい。
でも野外で食うアツアツの鍋って格別よ。
冷えた体が内から温まったら、キンキンのビールがまた旨い。
キャンプで熱燗!
鍋が終わったらコレ。
ストーブにちろりをかけて、燗酒で暖をとる。
風流だわ〜。
野生動物の気配
小水でテントを出ると、森の中から「カカカカカ」と鹿の鳴き声がする。
闇の中に視線を感じる。
室戸岬を目印に飛ぶのだろう、旅客機が上空を往来していく。
Ahh…いい時間に定義はない。
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夕陽のみならず、御来光も太平洋から
朝は御来光。
ここは四国遍路24番札所、最御崎寺の境内を抜けたところにある室戸岬灯台。
昨日太平洋に沈んだ太陽が、地球の裏側を回ってまた太平洋から昇ってきた。
こんなシチュエーションまあない。
東西南、三方に開けた室戸岬ならではの娯楽といえる。
キャンプ場設備の紹介
こちらが炊事棟。
ピクニックテーブルがあるので、ここでご飯食べるのもOK。
屋根裏に隠し部屋がありそうな立派なトイレ棟。
トイレ棟はシャワーあり、シャッターあり
トイレはシャッター付き、動物が入り込まないようキャンプ客のいない時は閉めてある。
掃除のいき届いた清潔なトイレです。
安心して用を足されよ。
温水シャワーも完備。
ゴミ捨て場が清潔なキャンプ場ってなかなかないよ。
料金の支払いは?
受付のほったて小屋。
管理人さんがいる時間帯は時期によっても変わるかも知れないが、ボクらが滞在した2日間はだいたい15時から17時すぎくらいまでおられました。
受付と支払いはその間に。
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秋キャンプは贅沢に時間を使おう
夏のキャンプって、日中は海へ川へと出かけるからけっこうバタバタしがちですよね。
秋のキャンプはアクティブに動かないから、時間がたっぷりとある。
午前中は本読んで、午後は燻製作って。
の〜んびりと過ごしました。
ネコパラダイスの闖入者とは?
キャンプ場から室戸スカイラインを少し上ったところにある展望台の駐車場がネコパラダイスになってた。
20匹近くの大所帯でめちゃ人馴れしてるので、ネコ好きは行くべし。
ネコと遊んでたら、背後から気配が。
なんだコイツ?
野生のポメラニアン?
じゃねーよ、タヌキだよ!
親ダヌキが姿を現わせば、それにくっついて子ダヌキがポコポコと出てきて走り回ってる。
にしても、野生のタヌキをこんなに間近で見れることってある?
全然逃げないし。
さて、バカされる前に帰ろ。