なんというか、ハンドメイドの巨大建造物って萌える。
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コンピュータなんてない時代だから設計図は手書きだろうし、思い通りにいかず五里霧中のなか、第六感みたいなものもスパークさせまくってやっとこさ完成にこぎつけたのだろう。
熊本にある通潤橋である。
写真で見ると目の前に田んぼが広がるので、てっきり平地かと思ってたらそこそこ標高のある山の中。
ちなみにこのまま後ろを振り返れば「道の駅通潤橋」で、土産物屋なんかがある。
潤いを通す橋、その名の通り水を通す運河橋である!
上部の小穴からはときたま放水される。
今回は見られなかったが、水が描く放物線と橋脚のアーチが対をなし、それは見事に違いない。
通潤橋を知ったのはいつの頃だったか。
ずいぶん長いこと行きたい所リストに入れっぱなしだった気がする。
往時の関心はやや薄れてしまっていたが、足を伸ばして良かったなと思う。