2019年5月に「大衆酒場Day&Sea」をオープンしてから、これまでメインの食い扶持であったコールセンターのバイト量を減らした。
日に8時間、月に15日程度だったところ、日に5時間、月に7日とこれまでの半分以下になった。
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在店することが多くなると酒の誘惑がハンパない。
なにしろウチは酒場、飲酒の導線だらけである。
そうすっとなんだかんだ理由をつけてお天道さんのあるうちから呑んじゃう。
呑みたいときに呑めるのは幸せなこと、と同時に刹那だ。
お勝手呑みばかりしてると、1杯目のビールに味気がなくなってくるのだ。
労働していない、頭使ってない、疲れてない、おあずけも食らってないふやけた体にビールは響かない。
取引先の酒屋の主人が言ってた。
若い人の飲酒量が減ってるのは肉体労働が減ったからなんじゃないかと。
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寒さと辛さから逃れるためにウオッカをあおるロシアの労働者じゃないけれど、緊張した頭と体を弛緩させるために呑むビールはやはりブルーカラーの酒なんである。
解放するもののないビールはコーラと変わりがない。
ちなみに今年のビールCMで気に入ってるのはキリン一番搾り。
鈴木亮平が会社に直帰の連絡を入れて、カフェでビールを呑むやつ。
あれは美味そうである。