香川の高松に「かしわバター丼」なる秘境グルメがある。
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ジューシーなこの外観だけでも参拝の価値ありだが、「かしわバター丼」というドえらいパワーワードをほりこんでくるあたり武内食堂さん、タダモンじゃない。
メニューはシンプルでかしわバター丼、親ひなミックス重、焼肉丼、オムライスの4種である。
麺類や各種丼などの大衆食堂メニューはないが、親鳥タタキ、かしわ皿、焼き鳥でビール呑んだりはできる。
メニューを絞っているからか、提供はスパーンと吉野家なみの早さ。
これがかしわバター丼。
バターの香りムンムンではないけれど、味付けは相当こってりしてる。
だからこそノリとネギがいい仕事していて、ワシワシとハシが止まらない。
これ、ファストフードでチェーン展開すればウケるんじゃないか。
オムライスにもかしわバター付いてるのがいい。
共にサイズは並だが、かなりのデカ盛り。
ヘタしたらメシ1合越えしてない?
大盛り、特盛りなんてのもあってガッツリ体育会ノリである。
となると当然、味変アイテムが必須。
大方の想像通り、かしわバターにガーリックマヨが合う合う。
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で、ここで終わらないのが武内食堂の凄みである。
なんと無料セルフのカレーがけができる。
かしわバター丼にカレーで味変してラストスパートかっ込むというめくるめく爆食い感。
しかも普通のカレーじゃないよ、見て!
カレーつーよりも餡(あん)、つーかスライム?
カタクリオーバードーズで、ハシで掴めるほどの信じられない弾力である。
後半戦、一味ふってカレー乗っけてザッツ完食。
そば屋のカレーみたくしっかりとダシ感。
とても個性的な店である。
ボクはかなり好き。
鶏肉料理って地域性出しやすいのかも知れない。