土佐清水にあるこちらの建物。
1階が銭湯、2階は喫茶店という取り合わせ。
港町のかつてのモダンな社交場を忍ばせる。
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昭和元年に開湯した1階の相生湯は、2014年に90年のその幕を閉じてる。
2階の喫茶モカも運命共同体かと思われたがなんと2018年現在、現役である。
教えてくれたのは土佐清水の写真家山下豊さん。
彼はこの相生湯と喫茶モカの写真展を高知市で開催されている。
昭和元年開業の土佐清水、相生湯を撮る!山下豊写真展「相生湯物語」! | ガタリ夜話
どうよ、このゴージャスかつコズミックな意匠。
ロフトクラシックを延々と翌日の昼まで流し続けるDJイベントでもやればさぞ雰囲気あるでしょうよ。
今は真っ当な喫茶メニューだがその昔、夜営業で洋酒なんかも出してたそう。
ザブッとひと風呂浴びて2階へ上がればマニュエル・ゴッチング「E2-E4」なんかかかってて、カウンターで洋酒を注文したらカワイコちゃんを探す。
みたいなナイトライフがあったわけか、土佐清水には。
ボクらはモーニングをいただいた。
トーストに砂糖を添えてあるのって珍しい。
ボクらが座った窓際の席。
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アーチ状の意匠に奥まった半個室。
洋画がよくハマってる。
この席いいですよね。
モーニングを食べ終わればそこはやはり高知。
HOT茶が振舞われるのである。
ネイティブが口を揃えて言うのが人口の減少。
土佐清水もご多分に漏れず。
「若い人は若い人が集まる場所を作らなあかん」
とは喫茶モカのママの言。
喫茶モカは開業50年になるそうだ。
モカ forever!
!forever モカ