休日なのに天気が芳しくない。
わけもなく移動でもしてみるかと、クルマで愛媛の西条市へ。
わけはなくとも腹は減る。腹が減るからメシを食う。メシを食うからクソがでる。クソが出るから腹が減る。人生とはその繰り返しである。
足向く先は、ちょっと思い入れのあるあの名店。
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悪魔の沼がいただけるかどや食堂さんへ。
西条の友達に教えてもらった超サグい店。
おでん鍋に浮いているのは背脂である。
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これが悪魔の沼!異形の絶品おでん!かどや食堂@愛媛西条 | ガタリ夜話
メニューはおでん、中華そば、チャーシュー麺、カレー、カツカレー、焼きめし、ライスのみ。
お冷や、ビールはセルフである。
前回食った中華そばが忘れられず今回も頼んだ。
瀬戸内の旅情を感じるいりこダシに背脂のボディブロー、それでいて尾道ラーメンとは一線を画す独自性。
普通の中華そばでもチャーシューはけっこうのってる。チャーシュー麺にしたらどうなるんだろ。
となりの新居浜市のメシ屋の口コミにも同じようなコメントがあった。
「東予地方の中華そばチャーシュー多い説」ある気がする。
焼きめしはあえて悪い言い方をすると油でギトギトである。
が、不思議とイヤ味はない、というかメッチャ美味い。なんでだろう?
中華のチャーハンとは全然違う、西条市でオカンの焼きめしと言ったらこれなのか。
悪魔の沼のおでんは汁もたっぷりとすくって食うべし。
背脂の溶け込んだテラテラの汁は、おでんというより豚角煮のそれだ。
どれも中毒性が高い。
西条市まで高速で1時間ちょっとか。通勤圏内だな。