この店構えを見てスカしていられるとしたら、すこし医者に診てもらったほうがいいかも。
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ボクはてっきりSFメシ屋なんだろうと思っていた。
ブレードランナーのうどん屋的な。
実在するのが信じられないほどのインパクツがあったのだ。
入り口はふたつ、正解はひとつ。
心理的に奥まった左を選びそうだが、悪いことは言わぬ。
右を選び給え。
「とんじる」じゃなくて「ぶたじる」。
並と小があって、一般的な腹具合なら並でいいと思う。
メシは注意が必要。
中、小、少々とあるが、それはそのまま大、中、小と同義である。
なので一般的な腹具合なら小でよろしい。
写真手前が小メシである。
気取らないブルーカラーの味。
ステレオタイプな京都イメージと真逆の、いい意味で下品な味。
「ぶたじるみたいなもん、いっぺんに仰山作るから美味いんやほんなもん」をモットーに作られていて、実際ベラボーな美味さ。
お椀のふちにこぼれたぶたじるの脂で手を汚すけど、ねぶっといたらええねんほんなもん。
コロナの世になってからは営業は午前だけみたい。
6時から11時まで。
ボクらが行ったのは10時くらい。
ほぼ満席の客の9割が呑んでるシチュエーション。
たまらずボクも大ビン所望、アテにショーケースから練り物の煮物を追加した。
ぶたじるにも練り物にもドバッと一味を振ってシャキーン覚醒、ちゅてね。
朝メシ&朝呑みサティスファクションで御座ゐ〼た。