店内BGMがマンネリ化してきたから誰かに選曲してもらうという他力本願!

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アフリカかどこかの村の、人食いワニのドキュメンタリーを子供のころに見た。

ワニがいると知りながら村人は生活のために川で漁をし、洗濯をするのである。

次々と村人が次々食い殺されるなか、罠をしかけるがワニはなかなか捕まらない。

感情移入したボクは正義感もあらわにワニを心底憎んだ。

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大人になったら村人を救う活動がしたいと、ここで人生の方向性が決まる人もいるかも知れないが、ボクはこう思った。

人食いワニを一撃必殺できる武器を作ってくれよ誰か。

……他力本願。

三つ子の魂百までというか、ボクが今やってるちょっとしたイベントもある種他力本願だ。

「店内BGMがマンネリ化してきたから誰かに選曲してもらう企画」、略して「Bマ選」。

そのまんまである。

選曲者は基本的には非DJにお願いする。

凝り固まった自分の選曲の窓を開けて新鮮な風を通したいのもあるし、手練れでない選曲者に店内BGMを丸投げして、予定調和でないハプニングをささやかなアートに見立てる試みはフルクサス的でもある。

あるいは他人の本棚を覗く面白さと似ているかも。

他人が家で酒呑みながらどんなの聴いてるんだろうという。

ひとまず夏季は月2回くらいのペースでやろうかなと。

呑み屋のBGMがCDまるまるとかプレイリストとかでなく、選曲者の作家性でもって1曲1曲鳴らされているというのは存外贅沢なシチュエーションである。

イベントとは言ってもお店は通常営業だし、入場料もないのでサンダルつっかけて気楽にお越しいただければ。

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