【高知新聞8月20日の朝刊から】
銭湯の思い出そのままに 高知で山下豊さん写真展「相生湯物語」https://t.co/cKchaOVOiu#高知新聞 #高知県 #高知のニュース #銭湯 #土佐清水市 #写真展 pic.twitter.com/icKinifk5A— 高知新聞 (公式)Kochinews (@Kochi_news) 2018年8月20日
高知新聞公式Twitterのこのツイート。
2つのキーワードに引っかかった。
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ひとつは「相生湯」。
先日土佐清水をブラブラ散歩していて見つけたこのイカす廃銭湯のことではないのか。
2階が喫茶店になってるのがいい。
ツイートに土佐清水市のハッシュタグが付いてるので間違いないだろう。
もうひとつは「山下豊」さんの名前。
2006年に解体された大阪の市営下寺住宅(通称:軍艦アパート)の写真集を出しておられた方と同姓同名だったのだ。
調べてみるとやはり山下さんその人で、大阪から郷里の土佐清水市に移住しておられた。
この軍艦アパートについては、ボクもワンダーJAPAN(三才ブックス)という本の特集「さようなら軍艦アパート」に寄稿させていただいていて思い入れがある。
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ということで山下豊写真展「相生湯物語」にいってきました。
入場フリーでギャラリーにはどなたもおられず。
撮影禁止の貼り紙もなかったので作品を撮らせていただいた。
相生湯の開業はなんと昭和元年。
2014年の閉業まで90年近く続いたというからすごい。
2階の喫茶店モカはどうやら現役らしい。
次回行かねば!
常連さんのこの石鹸箱。
書いてあるのは人名ではなく「◯◯丸」など船の名前である。
漁師町、土佐清水らしい。
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ちなみに会場であるコレンスも面白い。
元コレンス洋裁女学院の建物をリノベーションしてカフェ、雑貨店、ヨガスタジオなどが入る複合施設である。
玄関に上がり框があるけど土足でOK。
この階段を上がった2階にギャラリーがある。
しかし相生湯に興味を持ってから、ひと月もたたぬうちにこうした写真展で内部を見られるというのもへんなご縁である。
大阪から高知への移住、軍艦アパート、そして大好きな土佐清水と、符号も多いので山下さんとは一度お会いしてみたいと思う。