県外の人には廃墟に見えるかも知れぬ。
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が、これが高知の老舗人気店「あるぺんはうす」である。
昼メシ時は駐車場は満杯になる。
メニューは洋食を中心に、ピザ、スパゲッティ、天ぷら、丼もの、焼きそば、中華までと幅広い。
これも県外の人からすればカオスだろうが、高知では割とスタンダードなラインナップだ。
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ボクはハムコロ焼めしを。
本来は名物の「あるぺんライス」をおさえておくべきだが、ハムコロが気になったのだ。
ハムコロはジャガイモがゴロっと入ったコロッケあんをハムで巻いて揚げたものである。
2種のソースで。
カミさんはハンバーグランチB。
すげーボリューム!
奥のグリルチキンがニンニク効いててメチャ美味かった。
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この店、造りがまんまファミレスなんですよね。
ファミレス華やかりし80年代、おそらくスカイラークやデニーズといったチェーン店は高知に入ってこなかっただろう。
無いなら作ればいい。
そんなインディーズスピリッツでもって、当時まだ就航していた高知↔︎大阪航路で視察に出かけ、ファミレスを高知に持ち込んだ男たちがいたのだ。
そんな高知版ファミレスの文化遺産が今もあちこちに残っていて、当時ヤングだった古老たちに愛され続けているのである。
コンビニについても同様のムーブメントがあったようで、高知では山奥に行くとしばしば「コンビニ」を名乗るよろず屋を見かける。
高知版ファミレス遺産については佐藤翔平さんの「日本微住計画」というブログに詳しい。
【高知】全国チェーンではないおススメのファミリーレストラン・カフェレスト。