四万十、足摺方面へ遠征するなら、おさえておきたい昼飯スポットがここ、
宿毛にある「天下茶屋」。
ちょっと風変わりなので、話のネタにもGOOD。
-->
看板には堂々「焼肉の天下茶屋」とあるけれど、ここの焼肉はななめ上からガツンとくる。
メニューは極シンプル。
選択肢は牛or豚、あとはメシのサイズだけ。
ジャン、これが天下茶屋の焼肉。
牛と豚を1人前ずつ頼んだので、ミックスして出されてます。
ん?焼肉?
そう、まぎれもないこれは世間一般いうところの肉野菜炒めである。
が、凡百の野菜炒めとの決定的な違い、それは……
あらかじめ味付けがされていないこと。
タレに浸けて食すのである。
-->
で、このタレこそ天下茶屋の核心で、メッタメタに美味いのだ。
一応醤油ベースの焼肉のタレ風なのだが、くどくなくキレがあり、酒の風味が強く効いている。
味付けで熱い鉄板の上からかければその風味がとんでしまうだろう。
だからこのつけダレ方式。
天下茶屋のタレは1本630円、お店で買えるのはもちろん、高知市内でもスーパー毎日屋で手に入る。
去年ハマりにハマって、晩飯が連日天下茶屋だった時期がある。
おろしショウガやおろしニンニクを投入したタレの破壊力よ。
具材はモヤシ、ニラ、キャベツはもちろん、タマネギや練り物の野菜天なんかを入れても滅法美味いのでオススメ。
ボクらはお昼前に一番のりで入店したのだが、
あっという間に家族連れや近所のサラリーマンで満席になった。
ネイティヴに愛される店にスカはなし。
ところで宇佐には萩之茶屋というこれまた美味い店がある。
天下茶屋といい萩之茶屋といい、大阪の下町の名は高知では良店に冠せられるようだ。