阪神タイガースのキャンプ地、高知県安芸市がお好み焼きパラダイス説。
以前ブチ上げたこの説を検証していこう。
※関連記事
-->
1軒目は街はずれにある「ふじ」。
お店の右隣に駐車スペース3台ぶんあり。
店先に貼られた阪神タイガースを歓迎するステッカー。
やはり意識してるのは間違いない。
店内にスタンバる大量の扇風機が、夏場の灼熱地獄を物語る。
秋のこの時期は窓も戸も開け放ち、すこぶる快適である。
初見なのでぶた玉と焼きそばぶた入りを注文。
ハム玉なんてのもあるな。
-->
まずはぶた玉。
高知市内でよく見る小判ではなく、ほどよい中判サイズなのがうれしい。
生地はオールドスクールなポテ感のあるタイプ。
悪くはないがウォーッ!とまではならない。
ウォーッ!となったのは焼きそばである。
パサパサのしょぼいやつじゃなく極旨オイリーなやつ。
高知ではおでんネタにもなる練り物「すまき」が入っているのもさることながら、よく見ると焦げた脂身のかけらみたいなのが入ってるのがわかるだろうか。
最初、背脂かなにかを一緒に炒めてるのかと思いこれがオイリーの秘密かと、女将さんに尋ねたらなんと天かすだった。
-->
地元の天ぷら屋さんで出る天かすを分けてもらってるそうで、しっかり食感があるので口に入れると脂身と錯覚する。
天かすの油が焼きそば全体に行きわたり、持ち上げたときテラテラと光るそば同士がズルッと滑る感じわかるだろうか。
この感じがいかにも旨そうでそそるのである。
あんまり美味いのでミックス焼きそばを追加しちゃいました。
悔やまれるのは天かすの現物を見せてもらわなかったことと、天ぷら屋の名前を聞かなかったこと。
テイクアウトも可なのでまた気軽に寄ってみるか。