ポスト純喫茶?「珈琲屋らんぷ」のモーニング!

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高知の喫茶モーニングはみそ汁でトーストを流し込むだったり、〆のHOT茶、〆のスモール(?)だったりと独自の発展を見せている。

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一度どっぷりとその文化に浸ってみようと思い立った。

ツことで、まずは帯屋町やJR高知駅周辺といった繁華なエリアから。

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高知モーニング文化の秘儀「スモール」とは?ローカルで愛される喫茶「和泉」 | ガタリ夜話

ここは帯屋町商店街、東の外れ。

スクラップ&ビルド、新陳代謝旺盛なこの商店街において古風な店が軒を連ねる一角に「珈琲屋らんぷ」はある。

時の頃なら8時過ぎ、言わばモーニングのゴールデンタイムによく店の前を通るのだが、通りから見えるいつもの席にいつもの老翁といった塩梅で、常連さんをそのまま額にハメ込んでしまったかのような趣きのある老舗喫茶である。

喫茶店というのはとてもいい。

「お茶をする」なんて言葉があるけれど、そんなものは生きていく上で必ずしも必要ないわけでアートや音楽と同じ嗜好品、言うなれば道楽である。

それなのにどんな街にも喫茶店はあって、人は連綿と「お茶をする」わけである。

その語源は禅でいう「喫茶去(きっさこ)」。

大阪に住んでいたころ、家の近所に「喫茶去ルンルン」なるたいそうイカす店があったなあと思い出す。

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さて、こちら珈琲屋らんぷである。

照明は純喫茶仕様の暗茶色。

この暗さが曲者で、ゆで卵にかける塩の出具合がわからない。

デタラメに振ってかけすぎたてのは純喫茶あるあるである。

モーニングは4種。

一番安いトーストセットでも550円と少々お高い気もするが、ブレンドコーヒーが400円なのでこれだけの品目が付けば妥当ともいえる。

トースト、サラダ、果物2種、ゆで卵、コーヒーゼリー、そして真ん中に鎮座するのはコンソメスープではなく、みそ汁である。

しかもめっちゃ美味いやつ!

こんな小さなカップではなくお椀でたっぷり飲みたいよ。

客は年配の常連さんばかり。

今日は年金の支給日だとか、誰それさんが最近来てないだとか、お店のおばちゃんと常連さんの土佐弁が飛び交う街のサロンみたいな喫茶店。

そういえば20年くらい前は、70年代モダンなほんとの純喫茶にしか純喫茶と呼んだらいけなかった気がするな。

ここは80年代以降にできたポスト純喫茶と思われるけど、最近はこういうお店でも純喫茶と呼んで違和感がない。

それだけ純喫茶然とした店が減ってきたということなんでしょうね。

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