ダサセーターにでんでん太鼓、シャツの襟にはごていねいに「RFF」と刺繍までした宣材写真がいかにも人を食ってるロス・フロム・フレンズ(Ross From Friends)の新曲が面白い。
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フライングロータス(Flying Lotus)のレーベル、ブレインフィーダーから4月にリリースされる「Aphelion EP」から解禁になってる1曲「John Cage」のことである。
John Cageってあのジョン・ケージ?
「4分33秒」の?
京都南禅寺の釣鐘に頭つっこんでたあの人?
アメリカ前衛音楽の巨人ジョン・ケージの名前がそのまま曲名である。
ロス・フロム・フレンズはヒップホップのサンプリングカルチャーをはじめ、ユーロビート、Hi-NRG、イタロディスコといった渋いところからも影響を受けたと語るミレニアル世代のプロデューサーである。
曲はローファイでチルなハウスで、男の馬鹿笑いやカモメの鳴き声が入ったりしてかっこいいのだが、曲名の由来はなんなのだろう。
そっちが気になって仕方ない。
国内のサイトはもちろん、Google海外版も使って鬼検索してみたのだが、結局答えは見つからずじまい。
まずロス・フロム・フレンズ本人がそのことについて言及していないみたい。
それにしても世にあまたの音楽サイトあれど、テキストはことごとくコピペですな。
どのサイト見ても同じことしか書いてない。
「John Cage」という曲名に対して、疑問を投げかけたりツッコミ入れたりしてるサイトは皆無やもんね。
まあ、いまいちパーソナリティのつかめないアーティストではある。
ブレインフィーダーのニューアーチストってことで、EPの正式リリース後はインタビュー記事が出るでしょう。