仰々しいアルバムタイトルどおり、デトロイトのテクノ/ハウスDJ、テレンス・パーカーの2017年作。
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女性覆面アーティスト、メラチカをヴォーカルにフィーチャーした2曲目「Don’t Waste Another Minute」は、90年代デトロイトの名曲、デリック・メイの「Strings Of Life」とカール・クレイグの「Feel The Fire」マッシュアップしたかのようなイントロから始まる。
テクノ寄りの曲では、怒気をはらんでぐいぐいと引っぱるキックがUR(アンダーグラウンドレジスタンス)を思わせる。
そしてリリース元は御大カール・クレイグのレーベルPlanet Eからということで、ゴリゴリに90年代オリエンテッドなデトロイトテックハウスのアルバムである。
個人的には11曲目「Transition」のフュージョン趣味が好き。
シカゴやデトロイトのハウスアーティストってフュージョン愛強いよね〜。