弊店、呑み屋なのに漬物の類がない。
満腹だけど何かしらアテを、というときに重宝するメニューなのに。
とはいえ、できあいの漬物盛りでは残念すぎるので自分で作ることにした。
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ちょうど大阪の気鋭クラフトビール「上方麦酒」を導入とも重なったので、ビールによく合うザワークラウトを仕込みました。
ザワークラウトは「酸っぱいキャベツ」という意味のドイツの郷土料理で、クラウトロックの語源にもなってる。
大阪発のクラフトビール「上方麦酒」が四国に初上陸しました! | ガタリ夜話
ザワークラウトって酢漬けかと思ってたらまったくの別物。
キャベツの粗い千切りを塩もみして水分を出し、その水分と一緒に漬け込んで常温発酵させることで発生する乳酸菌の酸味なのである。
ネットで見よう見まねで作った初回バッチができあがった。
発酵期間は4日間。
キャベツの量自体が少なくて水分が出ず心配したが、ちゃんと乳酸菌の酸味がでて味はまずまず。
手前味噌だがクラフトビールによく合う。
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1回の試作とYoutubeでの勉強でおおよその原理はわかった。
新たにキャベツまるまる1個、約1kgを仕込んだ。
本場ではキャラウェイシードを入れるらしいが、手に入らないかったので今回も塩と鷹の爪のみ。
ただし塩は前回の食卓塩から、室戸の粗塩に変えた。
たっぷりと水分も出て、レシピ動画に出てくるのと同じような感じになった。
発酵を待つのが楽しみだ。
初回バッチ分がまだ残ってるので、上方麦酒をご注文のお客様にアテとして振舞わせていただく。
是非に。