間口の小さな呑み屋がひしめく「おびや町小路」。
戦後闇市の名残りなんでしょね。
旅先でこの手の横丁見つけるとクワッとなりませんか?
ボクはなります。
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おびや町小路でもとりわけ入りづらい店がこちら。
医食同源の店「関羽」。
17時半のオープンと同時に常連さんがドヤドヤなだれ込んだので紛れて入ってみた。
入店成功したものの注文ルールがよくわからない。
ここは無闇に動かず常連さんの動きを見よう。
とりあえずビールは大ビンのみで、各自冷蔵庫から取るシステムのよう。
串ものの注文は紙とエンピツがおいてあるので書いて大将に渡すべし。
後続のために書いておくと、冷蔵庫は入り口入ってすぐ左。
厨房の中にもその日の手書きメニューがあるのでこちらもチェックのこと。
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ガツ酢、白串、ネギマ串、レバー串を注文。
メニューはオール豚ホルモン焼きである。
ルート串やニセミノ串など暗号みたいなメニューも。
この日はガツ酢がなくてコブクロ酢にチェンジでした。
ところでホルモン屋のネギってこういうゴツめの切り方ですよね。
大阪難波にあるホルモンの名店「かどや」のネギもこれだ。
シロ串。
大腸で、いわゆるテッチャンである。
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ネギマ串とレバー串。
いい豚レバーってやっぱめちゃくちゃ美味いよ。
ところで焦げ焦げじゃん、と思ったでしょ?
ここは炭焼きなんだけど網はなく、食材を直接炭の上にのっけるというワイルドな焼き方なのである。
ぎゅうぎゅうに詰めてあるから串の持つとこが1cmもないよね。
店の雰囲気、大将のキャラも含めてボクはハマりました。
注意点はエアコンがないので夏暑いこと。
カウンターの常連さんのように甚兵衛か通気性のよいドライシャツが正解。
大将らの話を漏れ聞くと、近々お店をリフォームをするとのこと。
古い建物で昨今の消防法に対応できていないんだとか。
闇市の残り香が消える前にまた行きたい。