ここはネットで見かけて、高知へ移住する前からチェックしてたお店。
老舗のハンバーグレストランで、辺鄙な立地にもかかわらず高知県民にはよく知られた銘店らしい。
色褪せた看板が歴史を感じさせる。
開店直後なのにすでにいる先客。これはネイティヴに愛されている店の証。
思えばこのころはまだのんびり店内の写真なんか撮ってた。
このあと当店の洗礼を受けることになろうとは知る由もない。
昼酌キメておでこをピシャリとゴキゲンな時間だった。
熱々の鉄板でハンバーグが運ばれてくる。
この時はまだレアな状態。
慣れた手つきで店員さんが二つに切りわけ、軽く鉄板に押し付けるようにして焼き目を付けてくれる。
で、最後にソースをかけたその時である。
流れ出た肉汁とソースが鉄板上で渾然となり瞬間沸騰したかと思うと、霧状になってあたりを覆ったのだった。
鉄板の温度が下がるまで紙エプロンでガードし続けたのは言うまでもない。
霧が晴れたあとはテーブルからカメラから自分まで脂まみれという有様である。
スーツ姿のサラリーマンもいたけど午後から大丈夫だろうか。
次はTシャツに短パンの時期に来たいと思います。