シリーズ「知らん道をゆく」第17回!JR新改駅〜東川集落〜ニューわかみや温泉!

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※ルート詳細は地図をクリック

今日はJR土讃線のスイッチバック駅、新改駅とその周辺の山を探訪するっちゃ。

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国分川を遡り、さらにその支流の新改川を遡る。

道に落ちてた「1000m地点」の石。

なんだこれ?

ここまでは来たことある。ここから右が知らん道。

気色のいい杉木立の上り坂。

分岐から1km足らずで、、、

新改駅に到着。

昔は駅前に商店があって、そこで切符が買えたそうだ。

2019年度の1日平均乗降人員は0人だったとか。

日常的にこの改札を出入りする人はいない。

それでも普通列車は律儀に日々停車するのだ。

この土地のご出身で県外に出られている方が帰省するときなどは、ご家族が新改駅まで迎えにくることがあるのかも知れない。

そういう場面に出くわしてみたいと思う。

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新改駅はホームの先で行き止まりになっている。

この辺りは勾配がきついため、本線から分岐させて平坦な場所に駅をこしらえてあるのだ。

これがその分岐点。

奥が本線、手前が駅へ向かう引き込み線である。

さて、新改駅から先はJR線がクネクネと蛇行して、それを縫うように山道が付いてる。

山道はグルッと一周し、元の新改駅への分岐点まで戻ってくる。

なるほどピンときた。これはJRの点検道じゃないのか。

土砂災害なども多い地域である。何かあればすぐリカバー作業に入れるよう道を通してあるのだ。

と、ボクは仮説を立てたのだが、進むにつれ山道は標高を上げる。

途中、はるか下方で特急南風が通り過ぎる轟音が聞こえた。

地図上ではJR線と山道が何度も交差しているが、トンネルとその上の立体交差だった。

だとするとこれは何のための道なのだろう。

なんと、急な斜面に3〜4戸ほどの小集落があった。

現役でお住まいで、神社にはきちんと手が入っている。

本殿は集落の一番高い場所、急勾配の階段を上ったところにある。

住所は「土佐山田町東川」だがその範囲は広いので、東川集落と呼んでいいかはわからない。

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グルッと一周して、今度はこの分岐を若宮方面へ。

ホントはこれで帰るつもりだったけど、ちとアツくなって攻めた。

高知には温泉がないと思われがちだが、山間部に一軒家温泉がかなりの数点在している。

「ニューわかみや温泉」もそのひとつ。

コロナ休業されてた。

2021年は新しい形で営業致したく、とある。

今日が2021/10/24だから、2020年の貼り紙がそのままになっているらしい。

このまま閉鎖なら悲しい。

ニューわかみや温泉周辺にいくつかあった捨て猫結界。

捨てる側としては温泉だから温かろう、メシにもありつこうという心理が働くのだろうか。

にしても「ステタラ、ステニイク」とはこれ意味いかに?

「うまいもんはうまい」とか「呑んだら乗るな、乗るなら呑むな」みたいな意味のループに入りこむ。

や〜、知らん道ってほんっっっとにイイもんですね。

サヨナラ、サヨナラ……サヨナラ。

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