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今日はJR土讃線のスイッチバック駅、新改駅とその周辺の山を探訪するっちゃ。
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国分川を遡り、さらにその支流の新改川を遡る。
道に落ちてた「1000m地点」の石。
なんだこれ?
ここまでは来たことある。ここから右が知らん道。
気色のいい杉木立の上り坂。
分岐から1km足らずで、、、
新改駅に到着。
昔は駅前に商店があって、そこで切符が買えたそうだ。
2019年度の1日平均乗降人員は0人だったとか。
日常的にこの改札を出入りする人はいない。
それでも普通列車は律儀に日々停車するのだ。
この土地のご出身で県外に出られている方が帰省するときなどは、ご家族が新改駅まで迎えにくることがあるのかも知れない。
そういう場面に出くわしてみたいと思う。
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新改駅はホームの先で行き止まりになっている。
この辺りは勾配がきついため、本線から分岐させて平坦な場所に駅をこしらえてあるのだ。
これがその分岐点。
奥が本線、手前が駅へ向かう引き込み線である。
さて、新改駅から先はJR線がクネクネと蛇行して、それを縫うように山道が付いてる。
山道はグルッと一周し、元の新改駅への分岐点まで戻ってくる。
なるほどピンときた。これはJRの点検道じゃないのか。
土砂災害なども多い地域である。何かあればすぐリカバー作業に入れるよう道を通してあるのだ。
と、ボクは仮説を立てたのだが、進むにつれ山道は標高を上げる。
途中、はるか下方で特急南風が通り過ぎる轟音が聞こえた。
地図上ではJR線と山道が何度も交差しているが、トンネルとその上の立体交差だった。
だとするとこれは何のための道なのだろう。
なんと、急な斜面に3〜4戸ほどの小集落があった。
現役でお住まいで、神社にはきちんと手が入っている。
本殿は集落の一番高い場所、急勾配の階段を上ったところにある。
住所は「土佐山田町東川」だがその範囲は広いので、東川集落と呼んでいいかはわからない。
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グルッと一周して、今度はこの分岐を若宮方面へ。
ホントはこれで帰るつもりだったけど、ちとアツくなって攻めた。
高知には温泉がないと思われがちだが、山間部に一軒家温泉がかなりの数点在している。
「ニューわかみや温泉」もそのひとつ。
コロナ休業されてた。
2021年は新しい形で営業致したく、とある。
今日が2021/10/24だから、2020年の貼り紙がそのままになっているらしい。
このまま閉鎖なら悲しい。
ニューわかみや温泉周辺にいくつかあった捨て猫結界。
捨てる側としては温泉だから温かろう、メシにもありつこうという心理が働くのだろうか。
にしても「ステタラ、ステニイク」とはこれ意味いかに?
「うまいもんはうまい」とか「呑んだら乗るな、乗るなら呑むな」みたいな意味のループに入りこむ。
や〜、知らん道ってほんっっっとにイイもんですね。
サヨナラ、サヨナラ……サヨナラ。