愛媛のちゃんぽん文化が面白い。
長崎ちゃんぽんと違い、白濁していない魚介ダシのあっさりと甘いスープである。
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八幡浜市がご当地グルメとして「八幡浜ちゃんぽん」を名乗っているが、同様のちゃんぽんは中南予に分布しており、伊予市では中華そばと言いながらちゃんぽんを出す店もある。
濱田屋のイレギュラーなカツ丼と中華そば!妓楼と見紛う大衆食堂! | ガタリ夜話
ネットを見ると宇和島にも「宇和島ちゃんぽん」なるものがあるらしいが、その名店とされる「菊屋」のメニューは「宇和島」の地名を冠せず、普通に「ちゃんぽん」である。
Coolですな。
まあ昔ながらの普段メシに急に郷土名を付けるってのは違和感があるのかも。
八幡浜ちゃんぽんをディスるわけではないが、料理名に地名を冠したり、◯◯風と言ったりするのは本来その土地の外の人間がそう呼ぶべきだよなあとは思う。
せっかくのセクシーさが薄まってしまう。
菊屋はちゃんぽんだけでなく、ラーメン、うどん、そばなど麺類一式を扱う。
ざるそば・カレーうどん・ラーメンの3種をハーフサイズで出す「味くらべ」というメニューもある。
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ミニマルで渋いファサード。
やけにギラついた黄緑色の暖簾にヤラれる。
11時のオープン直後はこんな感じだけど、11時半もまわると行列になります。
ちなみにクルマの場合は店の前にコインパーキングがある。
ちゃんぽんは大・中・小あって、小が1玉の普通サイズである。
優しい甘さの魚介ダシスープって二日酔いの朝にたまらんやろな。
野菜多めとかもできるけど、ぼくは小のプレーンで満腹でした。
カミさんのカレーうどんが激ヤバ美味かった。
油揚げに見えるのは天かすで、ほんのりエビ天の匂いがします。