今年もやってきた赤岡どろめ祭り。
このゲートから見える海と屋台に気分はアガる。
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テントの桟敷席は有料だし多くの人でひしめきあってるので、ピクニックギアを持参して勝手気ままに草庵を結びたい。
砂浜なのでビーサンもお忘れなく。
生しらすのことを高知では「どろめ」という。
葉ニンニクのヌタで食べるのが高知流。
これがめちゃくちゃ美味いんである。
2パックはぺろりとイケるよ。
出し物のひとつ、漁船パレード。
自衛隊による和太鼓をBGMに、大漁旗を立てた漁船が砂浜のすぐちかくをかすめていく。
牧歌的であるとともに迫力があり、漁船萌えな気分になってくる。
なんかカッコいいぞ、漁船。
正午をまわるとこのとおり。
早くも酔いつぶれた者どもが浜に転がる。
今日の日差しは真夏のそれだ。
安否を確かめるため、警備員が声をかけてまわるさまはまるで野戦病院である。
場内ではときおり大人の迷子の放送が流れたりする。
尋ね人は浜に転がってる誰かだ。
高知では知らぬ者のいないバンド、ジャアバーボンズのライブが始まり、会場の熱気は高潮してゆく。
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そして、どろめ祭りのメーンイベント「大杯飲み干し大会」が始まると、熱気というよりも狂気が最高潮へ達す。
男性は一升(1.8ℓ)、女性は五合(0.9ℓ)の日本酒を一気飲みするというから正気の沙汰ではない。
酒は地元赤岡町の高木酒造「豊の梅」である。
参加者は大会当日に医師の診断を受ける義務があり、会場に物々しくスタンバイする救急車がこの出し物のデンジャラスさを物語っている。
ステージ脇には参加者専用のトイレが設置されている。
さすがに飲み干したあとはリバースしとかないと危険すぎますよね。
クルマで来る場合は、海岸周辺の駐車場は非常に混むので注意。
歩いて5分ほどの赤岡小学校も祭り公式の無料駐車場になってて、こちらが空いててオススメ。
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