お店に通じる道のない喫茶店!室戸市「バリドール」は境界の隙間に存在する!

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高知県東部の果て、東洋町まで一泊のチャリ行。

帰りは室戸岬を回ってひたすら高知市までの帰路である。

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旅の道連れはつけSOBAゴクツブシの寺本氏。

室戸にルーツを持つ氏から、地元のおもしろい店の話を聞いた。

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「バリドール」という喫茶店なんだが、お店まで通じる道がないらしいのだ。

空き地みたいなところを抜けていくのだという。

なにその時空のひずみみたいな話。

Googleマップでもほれこの通り、なんとも宙ぶらりんだ。

ネット情報は皆無だし、20年以上も前の話なので今もやってるか怪しいけど、昼メシで寄ってみた。

まさかの現役という奇跡!

2人してガッツポ!

今はこんな小道が付いてるけれども、実はかなり違和感がある。

右手奥、白い3階建ての建物は室戸市民図書館である。

ストリートビューで図書館を正面に見る。

建物の右側を回り込むと先程の小道に続いているんだが、いったん図書館の敷地を経由して通じる道ってヘンじゃない?

敷地と公道の境界が曖昧というのは今や珍しい光景である。

20年前のバリドールは本当に境界と境界の隙間、図らずも生じた飛び地のような場所に存在したのだろう。

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さてと腹ごしらえ。

野菜いため定食が2つあるなあ。

寺本氏は焼きそば定食で炭水化物 on 炭水化物!

ボクはハンバーグ定食を。

豆腐ハンバーグっぽいフワフワの照り焼きバーグである。

靴を脱いで上がる変則さもいい。

「バリドール」と聞いて最初、魔女っぽいはちきん婆あのいるズタズタのスナック喫茶を想像してたんだけど店内は意外にポップ。

バリの民芸品がいくつか置いてあったので、店名はそこからなんでしょう。

お孫さんをあやしておられるのがマスター。

バリドールは開業40年とのこと。

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