春がきて気温の上昇とともに、高知では怒涛の街フェスラッシュがやってくる。
自治体主催のみならず、インディーズの街フェスが多いのも高知の面白みのひとつ。
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この「SPICE UP」はインディーズの街フェス。
紙のチラシは用いず、プロモーションはSNSのみで行ったらしい。
都会と比べて、見込み客の絶対数の少ない高知でそれをするのはなかなかに実験的かつフリーキーな振る舞いと言える。
「SPICE UP」とは普段の生活にスパイスを加えて、日常をより風味豊かにより面白くという思いの込められたネーミングである。
会場は土佐藩主山内家の菩提所である筆山、その中腹にある「BLUE IN GREEN」。
ネイティブの話ではこの建物は以前、喫茶店だったり中華料理屋だったりして長らく空き物件になっていたらしい。
カミさんがお世話になっているキッチン・ニーダさんがイベントに参加するってことで、ザックにピクニックギア詰めて遊びに行ってきた。
SNSのみの発信ということもあり、客層は感度の高い若者がメイン。
ボクのようなミドル層も花井祐介イラストのピクニックシートを使ってたり、メジャーフォースの復刻Tシャツを羽織っていたりとシャレオツな御仁が多かった。
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会場の向かいにあるのが通称「筆山のバネ公園」(知らんけど)。
ここが皆さん呑み喰いする憩いの場になっててゐゐ感じ。
今回がプレオープンだという美容室のHairless 39さんでエビス生を買ったら、イカリ豆やらカキのタネやらのミックスがアテで付いてきました。
こういうのすごく嬉しい。
腹ごしらえはHACHIYAカレーさんの海老と春雨のココナッツスープ&十穀米おむすび。
ピリ辛カレー味でメッタメタ美味でした。
おそらく予想してたより盛況だったんでしょう。
駐車場もなく利便性はよくない会場ながら、フードメニューはどこもお昼にはほぼ完売してました。
筆山は去年イノシシ騒動もあった自然豊かな街中の低山である。
新しい街フェス「SPICE UP」と、新しいハコ「BLUE IN GREEN」にはまたワクワクさせてほしいですな。